大恐慌時代のアメリカ、ニュージャージー。とある映画に夢中になり、何度も映画館に通うセシリア。ある日、映画の中の主人公がスクリーンの中から語りかけてきて……。ウディ・アレンが奇想天外なアイディアを詰め込んだロマンティック・ファンタジー。
情熱的なアイルランド人のジェリーと相思相愛の仲で結ばれ、NYで幸せな日々を送っていたホリー。ところが、脳腫瘍に冒されたジェリーは、ある日あっけなくこの世を去り、悲しみに暮れたホリーは、以後すっかり引きこもりの状態に陥ることに。ところが、彼女の30歳の誕生日に、意外な品がホリーのもとに届く。それはなんと、亡き夫からの贈り物だった。その後も、彼からのラブレターが定期的に届いて、ホリーは励まされる。
小説家志望のジャーナリスト、ダンはある日ロンドンの街中で、ニューヨークからやって来たばかりの若いストリッパー、アリスと出会う。恋に落ちた2人は間もなく同棲を始める。1年半後、ついに処女小説の出版が決まったダンは、訪れた撮影スタジオでフォトグラファーのアンナに一目惚れしてしまう。彼女もダンに惹かれていたが、アリスとの同棲を知って身を引くことに。半年後、“アンナ”になりすましチャットでいたずらをするダン。ニセの“アンナ”につられて、水族館のデートに現われた医師ラリーだったが、彼は偶然そこで本物のアンナと出逢う…。
1890年代の米国南部。戦死したと思われていたジャックが6年ぶりに帰還し、妻や村人たちは動揺する。しかも、粗野だった彼は温和な性格に変わっていて……。謎めいたラヴ・ストーリー。