幼い子供たちを受け持つ元気教師のボビー・クロス。一見すると自由奔放だが、必死になって前向きに生きる彼女が見つける幸せの形を描く。マイク・リー監督、サリー・ホーキンス主演のポジティヴ・ムーヴィー。

ニューヨークでコラムニストをしているグエン・カミングスはお酒が大好きで陽気な女性。恋人のジャスパーと馬鹿をやっては仲間達と酔って騒いで過ごしていた。しかし彼女には母親がアル中で亡くなり親戚に預けられて育ったつらい過去があり、彼女自身もアルコールと鎮痛剤の依存症。彼女は、周りの迷惑など顧みず、ただその時が楽しければ良かったのだ。ところが、グエンの唯一の家族である姉リリーの結婚式に泥酔して参加し、式を台無しにした挙げ句、新婚旅行用のリムジンを奪って民家に突っ込んでしまう。更生施設で28日間のリハビリを行うこととなったグエンは、ジャスパーからこっそり受け取った鎮痛剤を捨てて禁酒を誓うが、すぐに禁断症状に苦しむこととなる。錯乱した彼女は一度裏庭に捨てた鎮痛剤を取ろうとして二階の窓から落ちてしまう…。