ニューヨークに暮らすビリー(オークワフィナ)と家族は、癌で余命3ヶ月と宣告された祖母ナイナイ(チャオ・シュウチェン)に会うために中国へ帰郷する。ナイナイは自分の病のことを知らされておらず、ビリーの家族はそれを本人に悟られないように、集まる口実として、いとこの結婚式をでっちあげる。真実を伝えるべきだと訴えるビリーだったが、悲しませたくないと家族は反対する。葛藤の中で過ごす数日間、うまくいかない人生に悩んでいたビリーは、逆にナイナイから生きる力を受け取るのだった。やがて、ビリーは、中国に残ってナイナイの世話をしたいと母に相談するが、誰も喜ばないと止められてしまう。ビリーは、幼い頃、ナイナイと離れて知らない土地へ渡り、いかに寂しく不安だったかを涙ながらに母に訴える。やがて、結婚式当日。嘘を隠しながら、無事に式を終えようとする家族や親戚一同。だが、いくつものハプニングが彼らを待ち受けていた……。
ハリウッドのスター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)はウイスキーのCM撮影のために来日し、滞在先のホテルへと向かっていた。ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る……。
出版社勤務の32歳、ブリジット・ジョーンズは禁煙とダイエットを決意する。そんな矢先、気になる上司ダニエルからEメールが届き……。ヘレン・フィールディングの大ベストセラーを映画化したラヴ・コメディ。
15歳の姉エレナと13歳の妹アナイスの姉妹。姉妹のルックスは、姉は華奢で美しく、妹はちょっと小太り。このルックスの全く違う姉妹には共通の目標があった。それは、いかにして処女から脱出するかということ。ある夏休み、家族でバカンスに出掛けていた二人はイタリア人の大学生フェルナンドに出会う。フェルナンドを自分の相手と決めたエレナは、彼に猛烈なアプローチを開始する。ある夜、姉妹の寝室に忍び込んできたフェルナンドを迎え入れるエレナ。しかし、エレナにはどうしても最後の一線を超える勇気が持てない。彼女は、「愛し合っていなければ、最後の一線は越えられない」という考えを持っていた。その最中、隣のベッドでじっと息を殺していたアナイスは、「はじめての相手は好きでない人でもいい」という考えを持っていた。果たして、2人の「はじめてのセックス」はどういう結果をもたらすのだろうか。<テーマはカトリーヌ・ブレイヤ監督が最も得意とする「少女たちの性」。少女たちや大人たちにとって「処女」や「はじめてのセックス」とはどういう意味を持つのか。15歳と13歳の容姿の違う姉妹の物語を通して、監督が投げかけてくる「処女」の概念をあなたはどう捉えるのだろうか。>