ハワイ・カウアイ島。両親を亡くした少女リロは、姉のナニと暮らすが、福祉局から養育環境を問題視され、施設へ送られようとしていた。そんなリロは奇妙な子犬をペットとして引き取り、スティッチと名づける。実はスティッチは宇宙人ジャンバ博士がひそかに作り上げたモンスターで、脱走して地球に逃げ込んで来たのだ。スティッチの捕獲のため、逮捕されたジャンバ博士とお目付け役の諜報員プリークリーが地球へと派遣されてくる。
1960年代の保守的な家庭で、5人兄弟の4男として育ったザック。「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父親と過保護気味の母親、それぞれ文武に秀でた兄2人、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。やがて思春期に足を踏み入れる1970年代。ザックは同性に惹かれ始めた自らのアイデンティティと、男らしくあれという父親の価値観の間でもがくようになる。
20世紀のはじめ、ニューヨーク・パリ間の自動車大レースが開催され、命知らずの色男・レスリーと悪漢フェイト教授が抜きつ抜かれつの展開に。行き先々で大騒動となるが、果たしてゴールするのは…。B・エドワーズ監督のサイレント映画の手法やギャグを駆使した演出、とりわけ当時最大の規模といわれた“パイ投げ”の場面は圧巻。アニメ「チキチキマシン猛レース」の元ネタともされる、スラップスティック・コメディーの超大作。
スペイン・バルセロナ。カンフーの達人トーマスとデビッドは、ある日、怪しい男たちに追われる謎の美女シルビアを助ける。友人のヘボ探偵・モビーの手を借り、実はシルビアが伯爵の娘で、彼女の遺産を狙う伯爵の弟が一味の黒幕だと知ったトーマスたち。だが度重なる激しい襲撃に、ついにシルビアがさらわれてしまう。3人は彼女を助けるため、最強の戦闘集団と壮絶な肉弾戦を繰り広げる! ジャッキー、サモ・カン、ユン・ピョウの黄金トリオが再集結し、バルセロナを中心に全編オールロケを敢行。終盤には3人それぞれの決闘シーンがあり、中でもジャッキーとマーシャルアーツ世界王者ベニー・ユキーデが拳を交える、スピーディな攻防は圧巻だ。
『ミクロキッズ』で子どもたちをミクロ化し、『ジャイアントベイビー』では赤ん坊を巨大化させるなど、人類にとって意義あるはずの発明を次々と生み出しているにもかかわらず、なぜか結果として周囲を大パニックに陥らせてばかりいる天才科学者サリンスキー博士を主人公とした、『ミクロキッズ』シリーズの第3作。 今回は、ついに博士夫妻が友人夫婦まで巻き込んでミクロ化。 彼らにとって最大の脅威となるのはもはや巨人にしか見えない彼らの子どもたち。
6500万年前、巨大隕石の落下によって、恐竜世界と人間世界が2つに引き裂かれた。絶滅したと思われていた恐竜は進化し、独自の世界を地下に作り上げていった。 そして現代のニューヨーク・ブルックリン。ある1人の女性が教会の前で何かを置きその場を去って行く。それは1つの大きな卵と小さな石。教会のシスター達はこれらを拾う。シスター達の前で何と卵から人間の赤ん坊が生まれた。更に20年の時が経った。ブルックリンで配管工の仕事を請け負うマリオとルイージの兄弟は、地下の下水路で化石発掘を行う調査チームのリーダーであるデイジーと知り合う。ある日、マリオとルイージはデイジー、マリオの恋人ダニエラと外食を楽しむ。食事後マリオ達と別れたダニエラが突然2人の謎の男に誘拐され、その次にデイジーも誘拐されてしまった。マリオ達は後を追い地下を訪れた。そこではデイジーが謎の入り口に引きずり込まれ、マリオ達もその入り口に飛び込んだ。その先には広大な地下空間に広がる恐竜人の帝国を発見した。デイジーを探してさ迷う2人に、地下帝国の王クッパの手が迫る。