1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる‥‥。

19世紀の半ば、スコットランドからニュージーランドへ写真結婚で嫁ぐエイダ。旅のお供は娘のフロラと一台のピアノ。エイダは6歳の時から口がきけず、ピアノが彼女の言葉だった。夫のスチュアートはそのピアノを重すぎると浜辺に置き去りにし、原住民に同化している男ベインズの土地と交換してしまう。ベインズはエイダに“ピアノ・レッスン”をしてくれればピアノを返すというが……。

キンバリー・ウェルズはアメリカの地方テレビ局の女性リポーター。硬派ニュースの記者を志していたが普段は日常のたわいもないニュースを担当していた彼女だった。原子力発電所のドキュメンタリー特番の担当となり、カメラマンのリチャード・アダムスとともに取材に赴く。コントロールルームを見学中、原子力発電所は何らかのトラブルを起こしたようだった。そこは撮影禁止の場所だったにもかかわらず、アダムスは密かにそのときのコントロールルームの様子を撮影していた。

巨匠ロバート・アルトマンによる傑作人間群像劇。ロス郊外の住宅地を舞台に、10組22人の男女の喜怒哀楽に満ちた日常が、複雑に絡み合いながら展開していく。ティム・ロビンス、ジュリアン・ムーアら豪華スターが多数出演。

NYからギリシャのアテネに向かっていた豪華客船ポセイドン号が、海底地震による大津波に飲まれて転覆。その惨状とともに生き残った船客の脱出劇を描いた、ロナルド・ニーム監督による傑作パニック巨編。

ニュージーランドの海と大地。少女パイケアが起こす奇跡とは……。天才少女の呼び声も高いケイシャ・キャッスル=ヒューズ主演作品。マオリ族の伝説の勇者の魂を受け継いだ少女を演じる。

マサチューセッツ州の漁港を出たアンドレア・ゲイル号は、今日も漁に恵まれない。魚が豊富な北大西洋まで船を回すことにしたが、そこには100年に1度の史上最大の嵐が渦巻いていた! 実話をもとにしたジョージ・クルーニー主演のパニック・アクション。

スピルバーグ製作総指揮、M・クライトン脚本に加え、「スピード」でメガヒットを飛ばしたJ・デ・ボンがメガホンを取ったパニック・スペクタクル。竜巻内に調査用のセンサーを送り込む事で早期警報の実現を図ろうとする研究者グループと、それに対抗するグループとの競走を、迫力のCGを駆使した竜巻の映像で描く。

ローマ行きの旅客機内に、爆弾が持ち込まれているという通報が入った。機長と主任スチュワーデスは、爆弾の入ったアタッシュ・ケースを確保しようとするが、犯人は爆弾もろとも自殺してしまう。そしてその衝撃で、旅客機の胴体に亀裂が入り、空中分解の危機が訪れる。急遽、旅客機はケネディ空港へ向けて転回するが、空港は猛吹雪のため一切の機能を停止していた……。

大都市LAの中心部に突然出現した火山から流れ出る溶岩流と、それに立ち向かう人々の姿をSFXを駆使して描いたパニック・スペクタクル。登場人物ひとりひとりのドラマの演出が秀逸。

名作パニック映画『ポセイドン・アドベンチャー』を大胆にリメイク。巨大な津波の襲来で豪華客船ポセイドン号は転覆し、乗客の生命が多数失われた。わずかな生存者のなかで、脱出を試みるギャンブラー、ディランだったが……。