出会い、再会を長いあいだに繰り返す男女。セックスでその友情が壊れることを恐れ、笑いと涙の努力を繰り返す。セックス抜きで男女の愛情が成立するかというテーマを描き出すラブ・ストーリー。
'72年、ペンシルヴェニア州マディソン。ベーダは、葬儀屋を営むやもめ暮しのハリーと少し老人性痴呆症気味の祖母と暮らす11才の女の子。遺体に死に化粧を施すために美容師のシェリーが雇われ、ハリーとシェリーは次第に接近して行く。近所に住む幼なじみのトーマスと父の恋の邪魔をするベーダだったが効果は全く無し。やがて、ベーダとトーマスの間にも恋心が芽生えるのだが……。
NYのJFK空港。航空機で東欧の小国クラコウジアからやって来た男性ビクターだが、祖国でクーデターが発生し、パスポートが無効になってしまう。しかたなくビクターは入国許可が下りるまで、空港の構内で暮らすことに。英語ができないビクターだったが独学で英語を学び、空港内で仕事を見つけることにも成功。また、偶然知り合ったフライトアテンダントのアメリアと親しくなる。
仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。
アイルランドの沿岸で、密輸船から消えた大量のコカイン。横取りを企む2人の若者は、自転車を盗み海を目指すことに。だが現実はそう上手くいく訳もなく...。
離婚間近のウィルは幼い娘マーヤから妻とのなれそめを聞かれる。しぶしぶ応じたウィルは3人の女性について仮名で話をする代わりに、その3人のうち誰が自分の母親なのかを当てさせることにした。3人の女性は、学生時代からの恋人エミリー、クリントン選挙事務所で同僚だったエイプリル、そしてエミリーの親友でライターのサマー。複雑に絡み合うウィルの恋愛遍歴の果てにマーヤの母親は誰なのか、マーヤはウィルの話を聞けば聞くほど分からなくなっていく。
銀行の金庫を機関砲で派手にブチ破ることからサンダーボルトの異名を持つ強盗ジョン。彼はかつて一緒に大金を強奪したレッドから、その金を持ち逃げしたと勘繰られ追跡されていた。そんな時、サンダーボルトはライトフットという有能な若者と出会い、コンビを組むことに。そして大金を隠した小学校へ向かう。だが、学校は新校舎に変わっていた。そこで彼らはレッドらと共に、大金をせしめた銀行をまた同じ方法で襲撃するのだが…。