森の中で発見された男の死体をめぐって繰り広げられるユーモラスなサスペンス。軽妙な演技が光るシャーリー・マクレーンのデビュー作としても知られる、アルフレッド・ヒッチコックによる1955年の作品。

古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップを開店する。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、母ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていく。

極寒の田舎町に住む60歳の男。金も、家庭も、定職もない彼が失いかけていた人間の絆を取り戻していく姿を愛情一杯に描いた作品。監督は『クレイマー クレイマー』のロバート・ベントン。

連戦連敗、リーグ最下位のホッケー・チームが、3兄弟の新人を加えた事からラフ・プレイ専門の人気チームに早変わり。次第にエスカレートしていく乱闘乱戦ぶりと、選手たちの私生活を織り混ぜた快作コメディ

西部開拓史にその名を残す伝説の保安官・ワイアット・アープの生涯を描く西部劇大作。厳格な父に育てられた少年時代から、青年時代の挫折、正義に目覚め保安官となり、有名な「OK牧場の決闘」から始まるクラントン一家との抗争に決着をつけるまでを描く。

舞台は1878年のニューメキシコ。タンストールの牧場には若き日のビリー・ザ・キッドと5人の若者たちがいた。80年代当時の若手スターが結集し、“ネオ西部劇”と呼ばれた、クリストファー・ケイン監督作品。

“タイガー・レディ”と異名を取るJ.C.ワイアットはニューヨークの経営コンサルタント会社に勤めるバリバリのキャリア・ウーマン。そんな彼女が突然、親戚の子供エリザベスを引き取るハメに。仕方なく仕事と育児を両立させる女性を目指そうとするのだが結局仕事はうまく行かず。どうしようもなくなった彼女は会社を辞め、人口317人と言う片田舎にリンゴの果樹園付きの家を買って新しい生活を始めるのだった。

ミシシッピ川流域にあるアメリカ中西部・インディアナ州の小さな町ハンティングバーグは、気圧低下による記録的な豪雨に見舞われた結果、町のほとんどが冠水、さらに上流のダムが決壊して洪水が発生する危険性が高まったことから、住民が全員避難し、無人となっていた。 そんな中、1台の現金輸送車が立ち往生、ガードマンのトムは無線で救助を要請するが、ジム率いる強盗団の襲撃を受ける。トムは現金を持って脱出、半水没した町を舞台に、現金をめぐっての壮絶な闘いの幕が切って落とされた。