三年間の兵役を終えた後、刺激のある人生を求め旅するバックパッカー“ヨッシー・ギンズバーグ”。 彼は、二人の友人とガイドとともに、ボリビアのジャングル奥深くの先住民が住むと言われる秘境の地を目指す。しかし、険しいジャングルを進むうちに、友人の怪我、意見の対立などからグループ内に争いが始まり、四人は2組に分かれて行動することになる。しかし、あるトラブルが起こり、ヨッシーは一人きりになってしまう…彼は、ジャングルに潜む野生生物や自然の脅威に晒され、さらに孤独な闇夜を過ごすことで肉体・精神ともに追い詰められていく。そして、最後は自分との戦いに・・・。はたして、彼らの運命は?

スマトラ海峡から3150キロ沖。“すべて失った……すまない”という男のつぶやきが響く……。 ことの起こりは8日前。インド洋をヨットで単独航海中の男は水音で眠りから覚める。気が付けば、船室に浸水が。海上を漂流していたコンテナが激突し、ヨットに横穴が開いてしまったようだ。航法装置は故障し、無線もラップトップも水浸しで使い物にならない。しかし、この災難は始まりに過ぎなかった。