1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻る。
11世紀のスペインに実在した若き武将、エル・シド。激しい宗教争い、そして政権争いのなか一時は国家追放になるが、祖国を救うため彼は立ち上がる。圧倒的スケールで描かれる一大史劇。出演はチャールトン・ヘストン、ソフィア・ローレンら。
若きトロンボーン奏者、グレン・ミラーは常に新しいサウンドを目指していた。名門楽団に参加したものの、編曲に専念するために退団。彼の音楽に転機をもたらしたのは最愛なる妻ヘレンだった。彼女の助言で自分の楽団を結成し、やがて空前の人気と名声を得る。しかし第二次世界大戦が始まると空軍に志願入隊。1944年暮れ、グレン・ミラーを乗せた飛行機は英仏海峡で消息を絶つのだった・・・。 ジェームス・スチュアート、ジューン・アリスン演じる夫婦の愛と絆を数々のヒットナンバーが彩る、感動の音楽映画!
スー族の前に全滅した、第七騎兵隊を率いるカスター将軍の半生記。士官学校への入学に始まり、南北戦争を経て、リトル・ビッグ・ホーンで部隊が全滅するまでを描く。 1857年、米国陸軍士官学校に入学したカスターは、開校以来の問題児だったが、戦士としての才能はあった。南北戦争が勃発し、北軍として出兵した彼は、勇敢な戦いぶりでやがて将軍にまで昇進。凱旋したカスターは、恋人リビーと結婚したが、退役軍人の生活に飽き足らず、ダコタのリンカーン砦(とりで)にある第七騎兵隊の指揮官となるが…。
40歳を過ぎて、もう一度自分の人生をみつめ直すひとり女性の姿をコメディ・タッチで描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ダーク、製作・監督は「007/ムーンレイカー」のルイス・ギルバート、脚本・原作戯曲はウィリー・ラッセル、撮影はアラン・ヒューム、音楽はウィリー・ラッセルとジョージ・ハジナシオスが担当。出演はポーリン・コリンズ、トム・コンティほか。