26歳の春――。須和弘人は、高校の同級生の茅野貴子、萩田朔、村坂あずさ、卒業後に結婚した高宮菜穂、そして、二人の間に生まれた子供と共に、桜の舞う弘法山を訪れた。彼らはそこから沈みゆく夕日を眺めながら、10年前に亡くなった成瀬翔のことを考えていた。成瀬翔は高校二年生の始業式の日に、東京から松本市に引っ越してきた転校生。すぐに翔と親しくなった須和は、彼と菜穂が互いに思いを寄せ合っていることを知るが、それに気付かないフリをしてしまっていた。そして、17歳の冬に突然、翔は全てを置いて亡くなってしまう。

売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムはゲームやデートに明け暮れていたが、不思議な魅力を持つ女の子ラモーナに出会い、恋に落ちる。しかし彼女には邪悪な元カレが7人もいて、全員を倒さなければ付き合うことができないという。大好きな彼女のため、スコットは次々に現れる元カレたちと対決することになり……。<熱狂的な支持を集めるエドガー・ライト監督が、カナダの人気コミックを実写映画化したバトルアクション・ラブコメディー。不思議な魅力を持つ女性に恋したことで、彼女の邪悪な元カレたちと戦う羽目になる青年の奮闘を、日本のゲームや漫画のパロディー満載で描く。>

彼女はごく普通の女の子だが、実は世界を救っている。小学生向け番組の正義のヒロイン、ディズニー・チャンネルのキム・ポッシブルは、高校のチアリーダーだがスーパーエージェントの顔も持つ。本作は連続テレビドラマ「キム・ポッシブル」のエピソードを集めたものだ。第1話「ビービー・ロボット」ではキム(声:クリスティ・カールソン・ロマノ。ディズニー・チャンネルの「イーヴン・スティーヴンス:原題"Even Stevens"」の主役である)、相棒のロン・ストッパブル(声:ウィル・フリードル)、ロンのペットでハダカデバネズミのルーファス、天才ウェイドが、キムの宿敵ドラッケンのあやつる悪のロボット集団と対決する。第2話「ミドルトン山の怪物」では、違う種類の動物をかけあわせて恐ろしい怪物を作り出した邪悪な遺伝学者DNエイミーが登場する。DVD初登場の第3話(アメリカではDVDで公開されたのちテレビで放映された。日本ではテレビで放映済み)「パートナーは天才:原題"Partners"」のタイトルには2つの意味がある。1つはキムとロンがコンビとしての協力関係(パートナーシップ)をやめようと決めることであり、もう1つはドラッケンがDNエイミーと手を組んでミュータントの軍隊で世界を征服しようとすることである。だが心配いらない。キムと仲間たちは頭がよく、チアリーダーらしい機敏な動きを見せ、ハイテク機器を使って最後には勝利を収める。彼らのウィットに富んだ賢さ、キムの高校生らしいはにかみが、大人びた子どもたちにはとても魅力的に感じられるのである(6~10歳児向け。アクションアニメ。へそ出しルックのチアリーダーが平日の夜に夜更かしして活躍する)。

幼い頃、母を奪った交通事故がきっかけで、時間を旅する超能力に目覚めたヘンリー。だがその能力は意志とは関わりなく発現し、彼を過去と未来をランダムに行き来する時の放浪者にしてしまった。そんなある日、彼は美しい20歳の女性クレアに出会う。なんと彼女はヘンリーがタイムトラベラーだと知っており、6歳の時に彼と初めて出会ったのだという。彼女と恋に落ちたヘンリーだが、そんな2人をタイムトラベルは容赦なく引き離す。

第二次世界大戦の退役軍人であるビリー・ピルグリムは、不思議なことに時間から切り離され、幼少時代から遠い惑星トラルファマドールでの特異な生活まで、否応なしに旅することができる。

ガンちゃんは父の遺志を継ぎ、犬型の巨大ロボット“ヤッターワン”を完成させた。そしてアイちゃんと力を合わせ、愛と正義の味方ヤッターマン1号・2号としてドロンジョ率いるドロンボー一味と戦うことに。ある日、一味が探しているのは何でも願いがかなう伝説のドクロストーンだと判明する。

地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」と、送られた情報からテレビゲームについて知った宇宙人たちはそれらに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。