米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊し、イラク戦争に狙撃手として派遣されたクリス。その任務は“どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること”。狙撃精度の高さで多くの仲間を救ったクリスは “レジェンド”の異名を轟かせるまでになる。しかし、敵の間にもその腕前が知れ渡り、“悪魔”と恐れられるようになった彼の首には18万ドルの賞金が掛けられ、彼自身が標的となってしまう。一方、家族はクリスの無事を願い続けていた。家族との平穏な生活と、想像を絶する極限状況の戦地。愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく彼を戦場に向かわせる。過酷なイラク遠征は4度。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでゆく。

9.11事件を綿密に取材し世界中に賛否両論を巻き起こしたマイケル・ムーア監督による問題作。当時のアメリカ大統領であるブッシュ批判と反戦をテーマに、エンタテインメント性豊かに演出したドキュメンタリーだ。

サダムの別荘に海軍特殊部隊が潜入したが全員が捕まってしまうというアクシデントが発生。大統領選の真っ最中の現政権ベンソン大統領の支持率は大幅に下がってしまう。 政府は捕虜奪回のためコマンド部隊派遣を決定し、その指揮官としてトッパー・ハーレーが選ばれる。ペルシャ湾へ向かったトッパーは、そこで昔の恋人ラマダと再会したが彼女の夫デクスターが捕虜として捕らえられていることを知る。

2003年、アメリカ軍がバグダッドを占領した際、ロイ・ミラー主任兵曹と陸軍検査官チームは、イラクの砂漠に備蓄されていると思われる大量破壊兵器を発見するために派遣された。次々と罠が仕掛けられた危険な場所を転々としながら、致命的な化学物質を探していくが、代わりに巧妙な隠蔽工作が行われており、任務の目的が覆されそうになる。