Sister Street Fighter Collection

Description

香港人の父と日本人の母との間に生まれた李紅竜は、兄・万青が東京で突然失踪したことを知り来日。兄は香港警察のGメンで、ある日本の企業を調査中だった。その企業とは、表向きは貿易会社だが、裏で莫大な麻薬を取引している巨大麻薬組織。兄の手掛かりを求めて少林寺拳法の恩師を訪ねた紅竜は、そこで知り合った女拳法使い・早川絵美と、拳法の達人・響征一の協力を得て、巨大麻薬シンジケートに潜入する。だが、そこに待ち受けていたものは、廃人同然の姿となった兄と、凄腕武道家たちの猛攻撃だった...。

香港富豪の王渕明の娘・美麗が何者かに誘拐された。幼なじみの紅竜は彼女の父親から捜査の依頼を受け、美麗が連れ去られたという東京で捜索を開始。彼女の行方を追ううちに、やがて椿俊輔という男と知り合う。椿は殺された兄の仇を討つために、用心棒として密輸組織のボス・大曽根に近付いていたのだ。一方、紅竜も美麗の失踪が大曽根の仕業であると知り、あらゆる武芸者をかかえる強敵に挑んでいくが…。

香港の裏町で李紅竜は香港警察刑事・湘徳輝と待ち合わせをしていた。湘の従妹・秀麗が一ヶ月前から行方不明になり、湘は秀麗の捜索に紅竜の力を借りることにしたのである。だが紅竜が湘と会った時には、湘は何者かにナイフで刺されていた。湘は横浜にいるスージーという女が秀麗の手がかりを握っていると言い残して死ぬ。秀麗の娘・梨花を伴い横浜へ向かった紅竜は、横浜で暗黒街のボス・王龍明の配下たちに襲われる...。

年頃なのに男性よりも武道に熱を上げる京都・西陣織物問屋の一人娘・中川菊。婿養子を迎えようと必死の父親は、知人の息子の麻薬取締官・高木修二に期待を寄せているが、菊本人は結婚に関心がなく空手道場に通う日々。その道場には菊が実の娘のように可愛がる愛弟子・ミッチーがいた。そんなある日、ミッチーの兄・ジムが、戦後最大と言われる国際麻薬密売の地下組織によって殺害される。唯一の身内を殺され復讐を誓うミッチーは組織に潜入するが、菊もまた彼女を助けようと組織の根城・極東映画の京都撮影所で大暴れ。麻薬取締官・高木の協力を得て、巨悪に敢然と立ち向かっていく...。