ドラえもん短編映画シリーズ

Description

夏休みの宿題として、自分の町の過去を調べることになったのび太。ドラえもんのひみつ道具「タイムカメラ」で過去の光景を撮影したところ、なんと宝を荷車に積んだ桃太郎一行の姿が写っていた。 一方、のび太のママが偶然出会った外国人が持っていた、侍の格好をした人物の小さな絵を見せられる。それはまるで写真のようであり、しかも桃太郎の姿をしていた。その絵はこの外国人が先祖代々から受け継いできたという代物で、その真相を確かめるべく日本に来たという。 「桃太郎は実在の人物かも知れない」そう思い始めたのび太らは、いつものメンバーと共にタイムマシンで過去の日本へと向かうのであった。

のび太がドラえもんに無断で未来デパートに注文した「ミニドラ」が、のび太の悪筆のせいで2011年の野比家に届けられてしまった。 ミニドラを追ってドラミが未来ののび太たちの元へやって来たが、ひょんなことからミニドラはのび太の息子ののびスケたちが手に入れていた。ミニドラと共に冒険に出かけようとするのびスケ、スネ樹、ジャイチビのわんぱく三人組。何とかミニドラを取り戻そうとするドラミ。 2011年の世界を舞台に大騒ぎが繰り広げられる。

22世紀。のび太の孫の孫であるセワシ君は、調査ロボット・アララにご先祖を全部調べさせ、のび太の他にもう一人ダメご先祖が戦国時代にいることが判明する。そのご先祖・のび平をなんとかすれば自分の生活が今よりも良くなるだろうと考えたセワシは、ドラミにアララと一緒にのび平のところへ行って欠点を直してほしいと頼む。そこで山賊になっていたのび平や他の子供たちに会ったドラミは、その一番下っ端ののび平に勇気の素といってメガネをプレゼントする。それが本当に勇気の素だと信じたのび平は、年貢を大量に取り立てる領主から米を奪い返すが、間違えて領主のスネ丸まで連れて来てしまう。反発しながらも、のび平たちと一緒に田んぼを耕し、仲間とのふれあいや物を生み出す素晴らしさを知っていくスネ丸だったが、息子をさらわれたと思った領主は山賊退治を実行。のび平たちは、ドラミに助けられながら領主相手に活躍していくのだった。...

『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』(ドラミちゃん ハローきょうりゅうキッズ!!)は、ドラえもんの妹であるドラミの活躍を描いたアニメーション映画の3作目で、1993年3月6日に公開された映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の併映作品。原作は藤子・F・不二雄、監督は原恵一、脚本は西村考史、作画監督は高倉佳彦、音楽は田中公平。

22世紀のトーキョー・ギンザ。ドラミは偶然見かけたカカシ型ロボット・クロウが忘れ物をしたのを見て、それを届けようと彼を追って妙な家へ入り込んだところ、見知らぬ世界へと迷い込んでしまう。 そこではクロウが城から放り出され、慌ててドラミが彼を助ける。彼は憧れのオーロラ姫の舞踏会に来たものの、カカシは身分不相応として締め出されてしまったのだ。所詮自分はカカシ……と自信をなくすクロウだがドラミに勇気付けられ、共にオーロラ姫の城を目指す。 数々の障害や敵を乗り越え、2人は遂に城の前に辿り付いた。扉を開ければ、憧れの姫はもう目の前。だがクロウは扉を開けようとはしない。彼は姫に会うことよりも大事なことに気づいたのだ。

映画『ドラえもん』14作目と同時上映された作品で、原作は同じく藤子・F・不二雄。  小学生の中村太郎は、空から降ってきた奇妙なツボを発見して家に持ち帰る。すると中から人間が飛び出してきた! 聞けば、故郷のウメ星が爆発してしまい、王室一家がそれに乗って地球へとやってきたのだという。中村家に居候することになった少年デンカはツボの中からなんでも引っ張り出して、周りに大騒動を巻き起こす?  『21エモン』で人気を博したゴンスケの再登場など、往年の藤子・Fファンにはお馴染みの本作。この映画が封切られた四半世紀前にも一度TVアニメ化されているが、改めて現代風アレンジがなされてのお披露目となった。

1969年11月。漫画家・藤子不二雄(当時)は学年誌での新連載漫画のアイデアがさっぱり出ず困り果てていた。 そして場面は転換し、2112年9月3日のこと。マツシバ・ロボット工場では黄色の子守用ネコ型ロボットを生産していたのだが、そこで外的要因によるトラブルが発生。頭のネジが一本外れた一体ができてしまった。そのロボットこそが「ドラえもん」である。 彼は他のロボットにはない個性を持ってしまい、ドジばかりしていたため、特別クラスで教育を受けることとなる。

ドラミの卒業式を間近に控えたある日、ドラえもんが母校であるロボット学校を訪問していたところ、突如として校内のロボットやコンピューターが暴走し、生徒たちを捕まえたり吸い込んでしまった。二人もその騒動に巻き込まれ、ドラミの目の前でドラえもんと校長も行方不明となる。 ドラミはドラえもんが残した親友テレカでザ・ドラえもんズを呼び出した。するといち早く現れたのはドラ・ザ・キッドだった。 ドラミはキッドをはじめとするドラえもんズのメンバーと協力しながら学校の反乱に立ち向かう。

ロボット学校の寺尾台校長から「新しい研究所が怪盗ドラパンに狙われているので守って欲しい」との要請を受け、集められたザ・ドラえもんズ。しかし、それは怪盗ドラパンの罠であった。 ドラパンを攻撃しようとして親友テレカを出したドラえもんズ達はドラパンのキンキンステッキにより黄金の像とされてしまう。 間違ったカードを出した為、難を逃れたドラメッド三世とドラリーニョは、他の仲間を元に戻すため、ドラパンに立ち向かう。そこでドラメッド三世とドラリーニョは真実を知るのであった。

ロボット学校の卒業を控えた修学旅行を楽しんでいたザ・ドラえもんズ。 しかし最終日、校長から「ムシロボットと2人1組で日没までに学校に辿り着く」という卒業試験を発表される。しかも秘密道具は使用禁止で、失格者は落第。 ドラえもんズら、ロボット学校の生徒達は大慌てでムシロボットを選び、学校を目指すが、いつもマイペースなドラニコフが選んだのは、のんびりしたヤゴロボット。クラスメートのモモ達にからかわれつつ、仲間たちの危機を通りすがりに救いながらも、まったりと進んでいたが・・・。

いつものようにジャイアンにいじめられ、ドラえもんに泣きつくのび太。だがドラえもんは憂鬱そうな感じを見せる。実はドラえもんは未来の世界へ帰らなければならなくなったのだ。のび太は必死に止めるが、別れが辛そうなドラえもんを見て、ドラえもんとの別れを受け入れる事にする。 最後の夜、2人は町を散歩する。その途中でドラえもんが少しその場を離れた間にジャイアンが現れ、相変わらずの言いがかりをつけて、のび太に喧嘩を仕掛けて来る。ドラえもんから心配を払拭させるべく、のび太は無謀を承知で、単身ジャイアンに挑むのだった。

源静香と出木杉英才が空き地で仲良く「白雪姫」の劇の練習をしているところを見て、野比のび太は本当に将来自分としずかが結婚できるのかどうか不安になる。但し、本来ののび太の妻は剛田ジャイ子で、6子を儲ける。 そこでドラえもんと共に、タイムマシンでのび太の結婚式の日へ向かったが、間違えてその前日に着いてしまった。せっかくだからと、未来ののび太の結婚前日の様子を見ていくことにするが…。

世界一のお菓子工場であるオカシナナ王国の「オカシナナまつり」に出場するロボット学校時代の友人・ジェドーラから、お菓子の材料集めを依頼されたザ・ドラえもんズ。 しかし会場に向かう途中で、謎のロボットから妨害を受ける。それは、同じく「オカシナナまつり」に参加するニガニガの差し金であった。さらに、先に無事に到着していた王ドラとエル・マタドーラは取っ組み合いの喧嘩を始めてしまい・・・。 何とか妨害を乗り越えて会場に着いたドラえもんズは、両親の喧嘩で笑わなくなったオカシナナ王国の王女・ハニー姫を喜ばせるお菓子を作ろうと奮闘する。

22世紀のパワーセンターから、悪の科学者アチモフによりエネルギーカプセルが盗まれ、街全体が停電となってしまった。 街を救うためにドラえもんズは一つだけ残されたエネルギーカプセルを届ける任務を負い、車掌のロビンとともに蒸気機関車でパワーセンターへ向かう。

ボロボロのクマのぬいぐるみ。それは、のび太とおばあちゃんの大切な思い出の品だった。亡くなったおばあちゃんに会いたくなったのび太は、ドラえもんと一緒にタイムマシンで昔に戻る。ところが、幼い頃ののび太は大好きだった筈のおばあちゃんにわがままばかり。夏も過ぎたというのに花火をねだっておばあちゃんを困らせた挙げ句、見つからないと「おばあちゃん、きらいだ!あっちいけ!」と言う始末。そんな自分の姿を見て、自身を責めるのび太。野良犬からクマのぬいぐるみを取り戻してあげるが、それでも気持ちは晴れない。そこで、のび太はドラえもんが止めるのも聞かずおばあちゃんに謝ろうとするが、おばあちゃんは小学生ののび太を少しも疑うことなく優しく接してくれた。おばあちゃんの望みで、ランドセル姿を見せてあげたのび太とドラえもん。ふたりが現在に戻ってみると、ママがボロボロだったクマのぬいぐるみを直してくれていた。...

ドラミとドラえもんズは、同窓会を兼ねてオープンしたばかりの宇宙遊園地「宇宙ランド」にやって来た(ドラえもんはドラ焼きの食べ過ぎのため来られず)。 しかし宇宙ランドに着いてみると、様子がおかしい。園内で出会った新米警備隊員・ピノの話によると、自分の不注意で未知の宇宙ウイルスを園内に侵入させてしまい、それがコンピューターを狂わせているらしい。 ドラミとドラえもんズは宇宙ランドを救うため、宇宙ウイルスに挑む。

冬のある日、ジャイ子は茂手モテ夫という少年に出会う。漫画描きという共通の趣味で2人は意気投合し、同人誌の発行を目指して一緒に漫画を描くことにする。協力して執筆を続ける内、ジャイ子はモテ夫に次第に惹かれ始める。 それを知ったジャイアンは2人を引き合わせるべく、のび太やいつもの仲間を巻き込んで作戦を開始するが、これが大失敗。ジャイ子は自暴自棄になり、兄に怒りをぶつけ、漫画の原稿を放り出してしまう。風に乗って町中へと散らばってゆく原稿。ジャイアンはジャイ子に「俺を嫌いになるのは仕方がない。でも、漫画を描くのを嫌いになっては駄目だ」と励ますのだった。 「妹に夢を捨てさせたくない」―――ジャイアンは原稿を追って、雪の降りしきる中を駆け出してゆく。

アチモフスタジアムで開催されている、ドラえもんズVS悪の科学者・Dr.アチモフ軍団のサッカー対決。罠だらけのグラウンドで苦戦を強いられるドラえもんズだが、協力して遂にゴールを決め、大勝利を収めるのであった。

現代8月7日。この日は野比のび太の誕生日である。のび太は母親の玉子に「勉強しろ勉強しろ」と言われて拗ねてしまい、父のび助にも叱責される。 そのため、のび太は「この家のほんとの子じゃないんだ」と言い出す。「じゃあ、たしかめに行こう」とドラえもんは言う。ドラえもんとのび太はタイムマシンでのび太の生まれた、10年前の8月7日へ行くことになった。