1858年、南北戦争前夜のアメリカ南部。鎖につながれ、馬車で運ばれる途中だった黒人奴隷のジャンゴは、賞金稼ぎのシュルツの手によって自由の身となり、お尋ね者たちを追う彼と行動をともにすることに。やがて2人は奴隷市場で互いに生き別れとなったジャンゴの愛妻ブルームヒルダを救出すべく、極悪非道な白人農園領主のキャンディと、彼にかしずく老獪な奴隷頭のスティーヴンのもとへ奴隷商人を装っていざ乗り込むの。

人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルクなどを集めた部隊アベンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が消失しかけていた。<アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、世界的に有名なヒット作の主人公が一堂に顔を合わせるアクション大作。特殊な戦闘力を誇る者たちによって編成されたチーム「アベンジャーズ」が、地球滅亡の危機を回避する戦いに身を投じる。>

韓国最大の犯罪組織に潜入し、8年になる警察官ジャソン(イ・ジョンジェ)。潜入捜査に疑問を感じながらも、上司のカン課長(チェ・ミンシク)の命令に服従するしかない。一方でジャソンは、自分と同じ中国系韓国人である組織のNO.2、チョン・チョン(ファン・ジョンミン)が、自分に寄せる信頼と実の兄のような情を裏切っていることに深く葛藤していた。そんなある日、組織のリーダーが急死し、後継者争いが勃発。カン課長は一気に組織の粉砕を目論み、「新世界」作戦を始動させるが、その作戦とは、ジャソンを組織のトップに据えることだった。ジャソンは自身の「新しき世界」の選択を迫られる――

パネムという名の独裁国家と化した近未来アメリカでは、反乱の抑止を目的に12の地区から選出された12歳から18歳までの男女24人が殺し合う殺人サバイバル「ハンガー・ゲーム」が強制されていた。プレイヤーに選ばれた妹に代わって出場するカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、狩猟で鍛えた弓矢の腕と持って生まれた鋭い勘を生かし、同じ地区から選ばれた少年ピータとともに戦いに挑む。

黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記ドラマ。白人の世界だったメジャーリーグに飛び込み、偏見や差別に屈することなく奮闘した彼の姿を描く。1947年、ブルックリン・ドジャースと契約を交わし、黒人初のメジャーリーガーとしてデビューしたジャッキー・ロビンソン。人種差別の激しかった当時、チームメートや他球団の選手、マスコミや民衆からの汚いヤジや数々の仕打ちに耐えながら、黙々とこん身のプレーを続けるジャッキーの姿に、周囲は心を動かされていく…。

米カルフォルニア北部に現れる世界最大級の大波「マーべリックス」に挑み、22歳の若さで他界したサーファー、ジェイ・モリアリティの実話を描いたドラマ。カリフォルニア州サンタクルーズで母親と2人で暮らす高校生ジェイ・モリアリティは、家のすぐ近くの海岸に現れる世界最大級の波「マーべリックス」に乗るため、隣に住む伝説的サーファー、フロスティ・ヘッソンに師事。サーファーとしての精神や技術を磨いていく。やがてフロスティとの間には父子のような絆が生まれ、幼なじみキムとの恋や、母との心のつながりを通してジェイは成長していく。

皮肉屋の怪盗グルーは心を入れ替え、バナナが大好きなミニオンたちに支えられながらマイホームパパになろうと努力していた。ある日、彼は世界トップクラスの超極秘組織「反悪党同盟」に引き抜かれ、相棒のルーシーと共に捜査にあたることになる。そんな折り、彼の家から無敵のチームであるミニオンたちが何者かにさらわれてしまう。

スーパーヒーローで編成された部隊アベンジャーズの一員として戦い、地球と人類を滅亡の危機から救ったアイアンマンことトニー・スターク。だが、アメリカ政府はスーパーヒーローが国の防衛を担うことを危険視するようになり、それを契機に彼はアイアンマンの新型スーツを開発することに没頭していく。そんな中、正体不明の敵によってスターク邸が破壊され、これまでのアイアンマンが全て爆破されてしまう。何もかも失ったスタークだが、人並み外れた頭脳を武器に孤独な戦いに挑む。

西暦2077年。60年前に起きた異星人スカヴからの侵略を食い止めたものの、核兵器によって荒廃してしまった地球。人類の大半は、土星の衛星であるタイタンへの移住を余儀なくされていた。ある日、ジャックは地上パトロールの途中で墜落した宇宙船を発見。その残骸から謎の女性ジュリア・ルサコーヴァ(オルガ・キュリレンコ)を助け出す。目覚めた彼女は何故か会った事も無いジャックの名前を口にする。

テロ事件から世界を守ったシークレットサービスのマイク・バニングは、過酷な職務のため満身創痍で、引退を考え始めていた。ある日、休暇中のトランブル大統領が大量のドローン爆弾に襲撃される。攻撃の最中意識を失ったマイクは、目を覚ますと大統領暗殺を企てた容疑者としてFBIに拘束されていた。

大統領ジェームズ・ソイヤーを警護するシークレットサービスを目指すも、不採用となってしまった議会警察官のジョン・ケイル。不採用だったことで幼い娘を悲しませたくないと、気晴らしも兼ねて彼女を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加する。だが、そこへ謎の武装グループが乗り込み、瞬く間にホワイトハウスを制圧した上に大統領とケイルの娘らを人質にして籠城。未曽有の事態に全世界が混乱する中、ケイルは武装グループに挑む。

ビリー、パディ、アーチー、サムの4人組は、幼い頃からの大親友。ある日、唯一独身を貫いてきたビリーが若い娘と結婚することになり、ラスベガスで派手なバチェラー・パーティーを行うため、3人と久しぶりの再会を果たす。久しぶりに羽目を外すことに年甲斐もなく興奮する面々だったが、パディだけは浮かない顔をしていた。先立ったパディの妻のソフィの葬儀に、ビリーが出席しなかったのを根に持っていたのだ。しかし、アーチーがカジノで大勝し、最高級ホテルやクラブで派手に騒ぐうち、次第にパディにも笑顔が戻っていく。ところが、4人の前に美人の歌手が現れたことで、彼女を巡って再びビリーとパディは対立してしまう。対立の原因はそれだけではなく、実は二人には幼い頃から続く大きな確執が隠されていたのだ。

イギリスの首相が謎の死を遂げ、ロンドンで行われる葬儀にアメリカ合衆国大統領ベンジャミン(アーロン・エッカート)が出席することに。2年前にテログループによるホワイトハウス陥落に立ち向かったシークレットサービスのマイク(ジェラルド・バトラー)も彼を護衛するために同行する。各国首脳がロンドンへと結集する中、彼らをターゲットにした同時多発テロが発生。歴史的建造物が次々と崩壊し、犠牲者が続出する。マイクとベンジャミン大統領は世界を混乱から救おうと立ち上がるが……。

【ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女】のニールス・アルデン・オプレヴ監督がコリン・ファレル主演で描くリベンジアクション。妻子を殺されたヒットマンと交通事故で消えない傷を負った女性が出会い、「復讐」という絆で結ばれていくが…。

8日後に市長選を控えたニューヨーク。7年前に警察官を辞め、私立探偵として生計を立てるビリーは、警官辞職の原因となった殺人事件に関する秘密を互いに知る現市長ホステラーから妻の浮気を調べるように依頼される。調べを進めるうちに、浮気相手が市長再選を狙うホステラーの対立候補の右腕であるアンドリュースだったことが判明。やがて、アンドリュースが誰かに殺害される。

貧しい農民の青年ジャックは、馬を売った代わりに奇妙な豆を手にする。その矢先、冒険を夢見て城を抜け出した王女イザベルが嵐に見舞われ、ジャックの粗末な家へ雨宿りにやって来た。そのとき、雨に濡れた豆の一粒が芽を出し、家ごと天空へつるを伸ばし始める。地面に取り残されたジャックは、翌日騎士エルモント率いるイザベル姫の捜索隊に志願、豆の木を登る。やがて一行の前に、伝説の巨人たちが住む天空の国が姿を現わす。

隠遁生活を送る老練な元強盗と、かつて彼に煮え湯を飲まされた若手刑事が、思いもよらぬ陰謀に巻き込まれたことで図らずも手を組み、巨大な組織に立ち向かっていくさまをスタイリッシュに描いたクライム・サスペンス。主演はジェームズ・マカヴォイとマーク・ストロング。監督は長編2作目のエラン・クリーヴィー。逃走する大物犯罪者スターンウッドを一人で追い詰めたマックス捜査官だったが、あと一歩のところで膝を撃たれて捕り逃してしまう。3年後、隠遁生活を送っていたスターンウッドが、息子のルアンが事件に巻き込まれたとの知らせを受け、潜伏先のアイスランドからロンドンへと舞い戻ってくる。3年前の借りを返すべく、スターンウッドを待ち構えるマックスだったが...。

パキスタンで極秘任務にあたっていた国際機密部隊「G.I.ジョー」は、米大統領の裏切りにより組織解体の危機にさらされる。「G.I.ジョー」の弱体化を受け、テロ組織「コブラ」が再び勢力を拡大。ロンドンをはじめとした大都市が陥落していく。孤立無援に追い込まれた「G.I.ジョー」は初代司令官ジョーをリーダーに迎え、世界の危機に立ち向かう。

アメリカ北東部からカナダへと大自然が広がる、アパラチア山脈。そこに山小屋を構え、一人暮らしをしている元アメリカ軍人のベンジャミン。そんな彼の前にセルビア人の元兵士コヴァチが現れ、一緒に狩りを楽しむことに。しかし、山へと足を踏み入れるや、コヴァチはベンジャミンに向けて矢を放つ。混乱しながらも、軍隊と山での生活で得た経験と技術を生かして応戦するベンジャミンだが、この人間狩りにはボスニア紛争で起きたある事件が深く関わっていた。

音信不通だった息子のジャックが、ロシアで警察沙汰を起こして身柄を拘束されたことを知る。マクレーンは娘ルーシーに見送られながらロシアへと渡る。ところが、ジャックが出廷するはずだった裁判所は突如爆破され、2人は大混乱の中で再会を果たす。だが、ジャックはマクレーンを突き離してその場から車で去る。それを追う謎の武装集団。状況を理解できていなかったがマクレーンはジャックらを追跡する。壮絶なカーチェイスの末、マクレーンは武装集団の車を大破させて、ジャックと合流する。その後、ジャックが隠れ家と称する建物に到着。そこで、ジャックがCIAの人間であることを知る。安全かと思われたが、謎の武装集団に襲撃される。それを何とか退けて隠れ家から脱出する。 かくして、マクレーンはいつものように愚痴りながらも、ジャックと共に何らかの目的のために行動を開始する。