伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツ。会社の金を横領した女が立ち寄ったベイツ・モーテル。そこには管理人の青年ノーマンと離れの一軒屋に住む年老いた“母”がいた。原作はロバート・ブロック。
サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の最高傑作のひとつ。美女の自殺の裏に隠された巧妙なトリックを、謎めいたロマンスとともに描いたミステリー。 とある悲惨な事件をきっかけに、高所恐怖症となり、警察を退職したジョンのもとに、旧友から情緒不安定な自分の妻マデリンを尾行してほしいとの依頼が入った。断り切れなかったジョンは、その日の夜から尾行を開始。やがてマデリンを愛するようになってしまったジョンの目の前で彼女は身を投げた…。失意に暮れるジョンは、町をさまよううちにマデリンそっくりの女性と出会う。
医学の研究に生涯を捧げ、その長年の功績を認められ名誉学位を受けることになった老教授イサク。その授与式は栄光に満ちた日になるはずだったが、前夜に自身の死を暗示する悪夢を見たためか、彼の心は晴れない。イサクは授与式当日に当初の予定を変更して、現在の住まいであるストックホルムから式の行われるルンドまで車で向かおうとする。そんな彼に、義理の娘であるマリアンヌも同行を願い出る。 半日程度の小旅行はイサクにとって、これまでの自分の人生を顧みるまたとない機会となった。青年時代に婚約者を弟に奪われたこと、妻がイサクの無関心に耐えられず不貞を働いたことなどを思い出し煩悶するイサク。そしてマリアンヌに、イサクの息子エヴァルドと彼女の間に子供が居ないのは、イサクを見て育ったエヴァルドが家庭というものに絶望しているからだと告げられる。研究者としての輝かしい名声とは裏腹に、イサクの人生は空虚なものだった。 また、イサクはルンドへ向かう途中様々な人物に出会う。奔放なヒッチハイカーの少女とその二人のボーイフレンド、不毛な夫婦喧嘩を繰り返す男女、引越していったイサクを今でも慕うガソリンスタンドの店主とその妻、そしてイサクの老いた母親。彼らとの出会いと過去への後悔が、徐々にイサクを変えていく。 無事に授与式を終えたイサクはその夜、エヴァルドと家族のことについて誠実に話し合う。寝室の外では昼間に出会ったヒッチハイカーたちが、イサクの栄誉を心から祝福していた。満ち足りた気持ちで眠りにつくイサク。彼が見る夢は前夜の悪夢と違い、不思議な充足感を伴うものだった。
広告会社社長のロジャー・ソーンヒルは多忙で、今も秘書をタクシーに乗せて車内でスケジュールの確認中である。プラザ・ホテルで一人降りたソーンヒルは友人たちの待つラウンジへ向う。酒を飲む前に電報を打つ用事を思い出したソーンヒルはボーイに向って手を挙げるが、その手と”お客様のジョージ・カプラン様”の呼び出しの声が重なった。その様子を見ていた二人組は席を立ったソーンヒルに銃を突きつけ、人知れず車に乗せる。それはNYからラシュモア山までの苦難の道のりの始まりであった。
シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え様式美に拘り描いた戦国武将の一大悲劇。鷲津武時は謀反を起こした敵を討ち、その帰途の森で出会った老婆から不思議な予言を聞く。やがて予言通り事が運び始めると、欲望に取り憑かれた妻にそそのかされて主を殺し、自ら城主の地位につくのだったが……。
A married farmer falls under the spell of a slatternly woman from the city, who tries to convince him to drown his wife.
巨匠ロマン・ポランスキーが悪魔崇拝者たちに狙われたある主婦の恐怖を描いたオカルト・サイコ・ホラー。マンハッタンの古いアパートに、若い夫婦者が越してきた。やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の奇妙な心遣いに感謝しながらも、妊娠期特有の情緒不安定に陥っていく。彼女は、アパートで何か不気味なことが進行している、という幻想にとり憑かれていた……。
海と雲に覆われた惑星ソラリスを探索中の宇宙ステーション「プロメテウス」との通信が途切れたことから、心理学者のクリスは調査のために派遣される。 「プロメテウス」に到着したクリスが目にしたのは、友人の自殺死体、いないはずの人物の痕跡、そして知性を持つ有機体である海が及ぼす、不可解な現象の数々であった。
1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、それぞれの組織で台頭していく。そして10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった…。
巨匠ジョン・フォードが、近代化の波が押し寄せ、時代が移り変わる西部を舞台に、素朴な人間性と男の友情を詩情豊かに描く、名優ジョン・ウェイン×ジェームズ・スチュワート共演の傑作西部劇。 東部の大学で法律を学び、西部の小さな町シンボーンへやって来た青年弁護士のランスは、途中、無法者のリバティ・バランス一味に襲われて重傷を負う。牧場主で銃の名手トムとその恋人ハリーに救われたランスは、町の新聞社編集長のピーボディと協力して無法者一味に対抗することを決意する…。
The Russian version of the movie "Fight Club" is not just a Russian version of a well-known cult film, it is the result and of the hard work of two young men and their love for cinema, Alexander Kukhar (GOLOBON-TV) and Dmitry Ivanov (GRIZLIK FILM) , who are responsible for this project, from the development of its idea and the selection of the cast, to the organization of filming and financial support. Filming lasted a whole year. Everyday work, constant trips, searching for suitable film sets and an exhausting schedule - all this was not in vain and resulted in an unusually amazing and original project - the film "Fight Club", created in the very heart of southern Russia, in the city of Krasnodar, by two young people
Twelve episodic tales in the life of a Parisian woman and her slow descent into prostitution.
At the beginning of the 1913 Mexican Revolution, greedy bandit Juan Miranda and idealist John H. Mallory, an Irish Republican Army explosives expert on the lam from the British, fall in with a band of revolutionaries plotting to strike a national bank. When it turns out that the government has been using the bank as a hiding place for illegally detained political prisoners -- who are freed by the blast -- Miranda becomes a revolutionary hero against his will.
1942年、ソロモン諸島。アメリカ軍は日本軍の駐留するガダルカナル島を、太平洋戦争の重要な拠点と見なしその占拠を図った。ウィット二等兵(ジム・カヴィーゼル)やウェルシュ曹長(ショーン・ペン)をはじめとするアメリカ陸軍C中隊の面々も作戦に参加、彼らを乗せた上陸用舟艇は美しい南洋の孤島に次々と上陸していく。だが一歩ジャングルの奥に足を踏み入れると、そこは紛うことなき戦場であった……。
巨匠ジョン・ヒューストンが監督・脚本を務めたアドヴェンチャー・ロマンの名作。1880年代のインド。富を求めヒマラヤの奥地に辿り着いた男2人。彼らは村人たちに英国式の軍事訓練をほどこし、他の村々を制圧していくが……。
アル・パチーノ、ラッセル・クロウ共演の社会派ドラマ。実話を基に、ある大企業の隠蔽工作を告発する人間たちの葛藤を描く。報道局員役のパチーノと、告発者となるクロウの演技合戦が見もの。マイケル・マン監督。人気報道番組のプロデューサー、バーグマンのもとに匿名の書類が届けられる。それは、あるタバコメーカーの極秘ファイルだった。彼はその書類の意味を探るうち、ワイガンドという人物に行き当たるが・・・。
A vengeful witch, Asa Vajda, and her fiendish servant, Igor Jauvitch, return from the grave and begin a bloody campaign to possess the body of the witch's beautiful look-alike descendant, Katia. Only a handsome doctor with the help of family members stand in her way.
1957年11月。フランスの港町シェルブールにある傘店のひとり娘、ジュヌビエーブは、近所で働く青年ギーと強く愛し合う仲だ。しかし、非情にも軍からの召集令状がギーに届き、ギーが2年間の兵役に旅立つ前日、2人は初めて関係を結ぶ。やがてジュヌビエーブの母親は店の経営難を乗り切るため、娘を宝石商に紹介。そこで結婚話がまとまってしまうが、実はジュヌビエーブのお腹の中にはギーの子どもがいた。
金持ちの妻と結婚して退屈な毎日を送っていたフェルナンドは、再会した昔の愛人マリアンヌと一晩を過ごす。翌朝、部屋には首に鋏を突き立てられた男の死体があった。
人気漫画家のホールデンは、共同作家であり親友のバンキーと、作品を出品するためコミックマーケットへと出向く。そこで出会ったのが、駆け出しの漫画家であるアリッサ。快活でチャーミングな彼女にホールデンはひとめ惚れするも、アリッサはレズビアンの女性だった。それでもホールデンは恋心を抱き続け、そんな彼をバンキーは苦々しく見守る。そしてある雨の夜、ホールデンはついにアリッサに想いを告げる。