1975年にホドロフスキーによって企画されるも、撮影を前に頓挫したホドロフスキー版『DUNE』の顛末と、ホドロフスキー、プロデューサーのミシェル・セドゥー、ギーガー、『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督等のインタビュー、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリーである。

賭けビリヤードのプロ、エディは、ミネソタ・ファッツと呼ばれる男に勝負をいどんだ。優勢に進んでいた試合も、エディが油断して酒を飲んだとたん逆転してしまう。その勝負で全ての財産を失ったエディは、次第に生活がすさんでいく。だが、愛する女性に自殺されたとき、彼は再びファッツに挑むのだった……。ひとりのハスラーを主人公に、人生の挫折と苦渋を描く。

1990年、イラン北部で起きた大地震は、1987年に製作された映画『友だちのうちはどこ?』を撮影した村とそこに住む人々にも容赦なく襲いかかった。地震後、映画監督のキアロスタミは映画に出演した兄弟の安否を確認するため、息子を連れて被災地へ向かい…。

とある砂漠ではりつけにされ、裸の子どもたちに石を投げつけられているキリストに似た風ぼうの盗賊(ホラシオ・サリナス)。自力で十字架から降り立った彼は、居合わせた男と共に町へ向かう。町ではキリスト像を売る太った男たちに捕らえられ、鏡の部屋に閉じ込められてしまう盗賊だったが、何とか部屋から脱出し……。

In an industrializing Italian town, a married woman, rendered mentally unstable after a traffic accident, drifts into an affair with a friend of her husband.

“Having broken away from my illusory self, I was desperately seeking a path and a meaning to life.” This phrase perfectly sums up Alejandro Jodorowsky’s biographical project: reconstituting the incredible adventure of his life. Alejandro Jodorowsky was born in 1929 in Tocopilla, a coastal town on edge of the Chilean desert, where this film was shot. It was there where he discovered the fundamentals of reality, as he underwent an unhappy and alienated childhood as part of an uprooted family.

Nick Snowden is reluctantly taking over the family business and with only three days before the big night, one of Nick's younger reindeer is stolen from the North Pole and taken to a zoo.

11月、「死者の日」を迎えるエストニアの寒村。戻ってきた死者は家族と共に過ごすことになる。貧しい村人たちは“使い魔クラット”を使役させ隣人から物を盗みながら極寒の冬を乗り切ろうとしていた。そんななか、村の娘・リーナはハンスに好意を持つが…。

両親の反対を押し切って結婚したジョニーとリナ。しかし、夫が財産管理や毒薬について調べている姿をリナは見てしまい……。美しい人妻の恐怖を鮮烈に描く、ヒッチコック・サスペンスの秀作。

韓国の人気作家コン・ジヨンの同名ベストセラーを「パイラン」「力道山」のソン・ヘソン監督が映画化した韓流感動ドラマ。早く死にたいと願う死刑囚と自殺未遂を繰り返す元歌手が、毎週一回の面会を重ねる中で次第に心を通わせていく姿を切なく描く。主演はカン・ドンウォンとイ・ナヨン。裕福な家庭に育ちながら、今は生きる望みをなくして3度も自殺を図った元歌手のユジョン。修道女である叔母はそんな彼女にリハビリの一環として死刑囚との面会という奉仕活動を提案する。そしてユジョンは、3人を殺した罪で死刑囚の身となった男、ユンスと面会することになるが...。

Concordia, north-east Mexico. An idyllic setting, surrounded by a reality straight out of a horror film: the reign of the drug lords. In the middle of it all, two children seek refuge...

イギリス。バクスター夫妻は、突如として愛娘クリスティン(シャロン・ウィリアムズ)を水難事故で失ってしまう。 数ヶ月後、ジョン(ドナルド・サザーランド)は妻ローラ(ジュリー・クリスティ)を連れ、教会修復の仕事でイタリアのベニス(ヴェネツィア)へと赴いていた。ある日、夫妻は年老いた姉妹と邂逅する。姉ウェンディ(クレリア・マタニア)曰く、盲目の妹ヘザー(ヒラリー・メイソン)には霊感があり、赤いレインコートを着た亡き娘さんの姿が視えるというのだ。その後、姉妹と再会したローラは、亡き娘の言葉を借りたヘザーから「ベニスを去らなければ、ジョンの身に危険が降りかかる」と忠告される。ジョンはその警告に取り合わず、ローラは不安になるのだった。

A film by Philip Hoffman that chronicles the final days of his father.

Explores the life and work of English journalist Robert Cox, the former editor of "The Buenos Aires Herald" daily newspaper, whose investigative reporting in the late 1970s exposed the shocking human rights crimes of Argentina's military dictators.

近い未来の “トーキョー”には様々なトライブ(族)が存在し、そこに住む若者たちは、街を暴力で支配しながらお互いの縄張りを守っていた。トライブ間の暴動・乱闘は日々繰り広げられるも、互いの力関係は拮抗し絶妙なバランスで保たれていた。 しかし、ある事件をきっかけに、その均衡はもろくも崩れ去る。「ブクロWU-RONZ」のヘッドに君臨する<メラ>と「ムサシノSARU」に所属する<海(カイ)>。 二人を取り巻く”トーキョー”中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが今始まろうとしている──。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者であった夫、ダニー・パールの生と死にまつわる恐ろしくも忘れがたい物語を、マリアンヌ・パールが語ったものを基にしています。

1936. Giovanni Comini, the youngest Federal in Fascist Italy, is summoned to Rome for a delicate mission: to surveil aging national poet Gabriele D'Annunzio, whose increasingly restless behavior Mussolini fears could damage his alliance with Nazi Germany. However, after spending time with D'Annunzio, Comini finds himself torn between loyalty to the Party and his fascination with the poet, who will put his burgeoning career at risk.

When Carlos (Eduardo Antuña) invites his father (Boris Ruiz) and his brother (David Pareja) to spend a pleasant New Year in a strange house isolated in the forest with him and his wife Ana (Itziar Castro). But what promised to be a quiet family dinner, suddenly is interrupted by the presence of a peculiar vagabond, dwarf and very bad man, who claims to be God (Emilio Gavira).

40 years after the first haunting at Eel Marsh House, a group of children evacuated from WWII London arrive, awakening the house's darkest inhabitant.