昼なお暗いモルドールの山。フロドが眠る隣でゴラムは、彼の“愛しいしと”たる指輪を初めて手に入れたときのことを思い出していた。彼はホビットの支族ストゥア族で スメアゴルと呼ばれていた。ある日、いっしょに川で魚を釣っていたデアゴルが川に落ちてたまたま指輪を拾う。スメアゴルはその指輪を見た瞬間に指輪に魅せられ、それを奪おうとしてデアゴルを殺してしまった。そのために村を追放された彼は、指輪だけを友に長い年月を過ごすうちに指輪の魔力に蝕まれ、徐々に心身ともに変貌し現在の姿になったのだ。眠りから目覚めたサムはゴラムの邪心を疑うが、フロドはそんなサムをいさめる。
オーク達の襲撃で離散してしまった「旅の仲間」達。フロドとサムは独力でモルドールの滅びの山への旅路を続けていた。荒涼とした景色が広がるをエミン・ムイル行くその2人の後を指輪の前の持ち主ゴラムが追跡していた。ゴラムを罠に掛けて捕らえた2人だが、すぐに殺そうと主張するサムに対し、フロドはエルフの綱につながれて苦しむゴラムを哀れに思い綱をほどく。フロドは情けをかけてゴラムを信じ、モルドールへの道案内を任せる事にする。
愛する妻に先立たれ、古い一軒家にひとりで住むカールじいさん。彼の家がある地区に開発の波が押し寄せ、ついにカールじいさんも立ち退きを余儀なくされる。そこでカールじいさんは亡き妻エリーと約束を交わしたが実現しなかった、南米の美しい秘境、パラダイスの滝への旅を思い立ち、彼女との思い出が詰まった家に無数の風船をつけて空に飛び上がると南に向かう。ところが家にはいつの間にか近所のラッセルが入り込んでいてた。
アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。アンディは大学に入学する年齢になり、カウボーイ人形のウッディたちおもちゃは託児施設に寄付されることになった。しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。ウッディは脱出に成功するものの、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を迫られる。
Mr.インクレディブルことボブ・パーと妻のヘレンは、かつて世の中の平和を乱す悪と闘い、人々を危機から救い出す大活躍をしていた。ところが、15年前のスーパー・ヒーロー制度廃止を機に、夫妻は一般市民として暮らすことを余儀なくされ、3人の子供たちヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックと共に、“普通”の家族生活を送ろうと努力していた。再び世界を救うことを夢見続けるボブの元に、ある日、謎の手紙が届く。それは、彼と彼の愛する家族にとって、想像を絶する冒険の始まりだった…。
1935年、上海。あるナイトクラブで殺されかけた考古学者にして冒険家のインディはクラブの歌姫ウィリー、現地の少年ショーティを連れて逃げだす。3人が乗った飛行機は墜落し、インドの山奥に不時着。3人は寂れた村にたどり着くが、そこでその長老から神の使いだと誤解される。村は謎の邪教集団に襲撃され、宝の石を奪われ、子どもたちを奪われたという。子どもたちの救出を依頼されたインディは教団の宮殿へと向かう。
とある夏、家族と共に避暑地にやってきた17才の少女ベイビーはそこで、ダンス・インストラクターのジョニーと出会い、愛し合うようになる。上流階級のお嬢様はやがて大人の女へと成長する。
With King Richard off to the Crusades, Prince John and his slithering minion, Sir Hiss, set about taxing Nottingham's citizens with support from the corrupt sheriff - and staunch opposition by the wily Robin Hood and his band of merry men.
古き良き時代のフランス、パリ。ダッチェスという名前の美しい雌ネコが、3匹の子ネコたちと暮らしていました。 飼い主の老婦人は猫たちをとてもかわいがり、莫大な遺産をネコに譲ろうとします。 ところが執事が遺産欲しさにネコたちを郊外に置き去りにしてしまいます。 途方に暮れるダッチェスたちの前に現れた野良ネコのオマリーに助けられ、みんなはパリを目指します。
ロンドンに住む作曲家ロジャーと飼い犬のダルメシアン、ポンゴ。二人はとても仲良し。ある日、二人は公園でアニータという女性と彼女の愛犬、雌ダルメシアンのパディータと出会います。 彼らは互いに仲良くなり、ロジャーとアニータは結婚することになりました。もちろん、ポンゴとパディータも。 ロジャーとアニータよりも先に、ポンゴとパディータの間に15匹の子犬が生まれました。愛情を込めて子犬たちを育てていた彼らのもとに、クルエラという悪女がやって来ました。 彼女は犬の毛皮が大好きで、子犬たちを誘拐してしまいました。このままでは、子犬たちが毛皮にされてしまいます。 かわいい子どもたちを失う訳にはいかないポンゴとパディータは仲間の犬達に協力を求め、クルエラのアジトを特定することに成功します。 いざ子犬救出のためにアジトに乗り込むと、なんとそこには99匹の子犬が!全員引き連れての脱出劇が幕を開ける。
ゾンビ映画の元祖「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」で描かれた事が実際にあったという前提で作られた間接的な続編。ロスにある科学資料庫の地下で発見された謎のタンク。そこから吹き出した特殊なガスには死者を蘇らせる作用があった……。
チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、モグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。だが、この誓いが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
クリスマス近いゴッサムシティ。市民は謎の怪人ペンギンの出現に戦慄していた。一方、市の電力を独占しようとたくらむ実業家マックスは、秘密を知った秘書セリーナを殺害しようと窓から突き落す。命を取りとめた彼女は女性の犯罪者、キャットウーマンとなって社会とマックスに復讐を誓う。やがて手を組んだキャットウーマンとペンギンは、マスコミ操作でネガティブキャンペーンを張り、邪魔者バットマンを追放しようたくらむ。
ジャングルに住むゾウのホートンの耳に、風で飛んできたホコリから、助けを求める小さな声が聞こえてきた。ジャングルの仲間達からバカにされながらも、ホコリに何度も話しかけるホートン。あきらめかけたその時、小さな声で返事が返ってきたのだ! それは、ホコリみたいに小さな“ダレダーレの国”の市長の声だった。陽気で明るく平和を愛するダレダーレ達が楽しく暮らすその国は、どうやら突風に飛ばされてしまったらしい。外の世界を知らない小さなダレダーレ達は、突然の大地震に国中が大混乱。ホートンは彼らを安全で平和に暮らせる場所へと届ける旅に出ることに。一方ジャングルでは、ホートンを目の敵にする母親カンガルーが、ダレダーレの国を“ただのホコリ”と言い切り、取り上げるために作戦を練っていた——。数々の困難が待ち受ける中、ホートンとダレダーレ達は果たして危機を乗り越えることができるのか——。
うら若き女性であるスーザン・マーフィーは自らの結婚式当日、突如空から降って来た隕石と接触したことで、身長15m21cm(50フィート)に巨大化してしまう。軍隊に捕らえられ政府の秘密基地に収容されたスーザンは「ジャイノミカ」と名付けられ、基地内にて個性的なモンスター達と暮らす事になる。ある日、巨大なロボット・エイリアンが地球に襲来。迫り来る人類の危機を回避するため、モンガー将軍はモンスター達の出動を大統領に提案する。
再び熱く燃えあがる砂漠の都アグラバー。ランプの精ジーニーに変身し、アラジンによってランプに閉じ込められた邪悪な右大臣ジャファーを盗賊アビス・マルがランプから呼び出してしまう。よりパワーアップしたジャファーは、盗賊たちを引き連れて、アラジンへの復讐を開始する。翼のある馬にまたがったジャファーたちの不気味な黒い影。大地は裂け、赤く煮えたぎった溶岩がアラジンたちを、のみ込もうとパックリ口を開けて待ち受ける。
天才レーサーのマックィーンとレッカー車のメーターが訪れた“トーキョー”で大事件が発生。さらには、フランス、イタリア、そしてイギリスと、ワールド・グランプリで世界を旅するマックィーンたちが行く先々でスパイが暗躍。マックィーンたちは巨大な陰謀から世界を救おうと立ち上がる。
コラムニスト、アイクはある男の話をもとに1本の記事を書き上げる。それは何度も婚約を繰り返しては、挙式の最中に花婿を置き去りにして逃げ出すマギーという女の話。彼女を”男を食い物にする女”と切り捨てたその痛烈な記事は大反響を呼んだ。ところが、当のマギーが新聞社に抗議の手紙を送りつけたために、アイクのコラムは打ち切られてしまう。ジャーナリストの意地を賭けたアイクは彼女の住む町に乗り込み、折しも4度目の結婚式を控えるマギーの取材を開始するが…。
18歳の誕生パーティーでのある事件がきっかけとなり、愛するバンパイアのエドワードと離ればなれになってしまう人間の女子高生ベラ。傷つくベラを励ますジェイコブだったが、彼はバンパイアの宿敵、狼一族の末裔だった。
In the 19th century, Romantic composer/pianist Franz Liszt tries to end his hedonistic ways but keeps getting sucked back in by his seductive fellow composer Richard Wagner.