悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補やハービー・デント地方検事の協力のもと、バットマンは街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。

近未来の地球では植物の枯死、異常気象により人類は滅亡の危機に立たされていた。元宇宙飛行士クーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフとともにトウモロコシ農場を営んでいる。マーフは自分の部屋の本棚から本がひとりでに落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによるメッセージではないかと気が付く。クーパーとマーフはメッセージを解読し、それが指し示している秘密施設にたどり着くが、最高機密に触れたとして身柄を拘束される。

父親の帽子店で帽子を作って暮らしていた18歳のソフィーは、荒野の魔女の呪いで90歳の老婆の姿になってしまう。彼女はハンサムだが気弱な魔法使いハウルと出会って、彼の居城でいっしょに暮らすようになるが、その城は4本足で歩く動く城だった。

精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズは、この孤島の怪しさに気付き始める……。<不可解な事件が起きた孤島を舞台に、謎解きを展開する本格ミステリー大作。原作は『ミスティック・リバー』のデニス・ルヘインの同名小説。主演のディカプリオが島を捜査する連邦保安官を演じ、『帰らない日々』のマーク・ラファロ、『ガンジー』のベン・キングズレーが共演。>

環境が破壊され、人類が宇宙に移住した29世紀の地球。小さなロボット、ウォーリーはたった1台で700年も町を掃除している。ウォーリーの夢はたった一つ、ビデオで繰り返し見る大昔の映画のカップルのように、誰かと手をつなぐこと。ある日、巨大ロケットが着陸し、そこから1体のロボット、イヴが出現。彼女に一目惚れしたウォーリーは、なんとか彼女と話せないか悩むがイヴの目的は地球に植物がないかを調べることだった。

都会からそんなに遠くない田舎町に引っ越してきたサツキとメイ。お化けやしきみたいに古い家には、何かが棲んでいる気配がいっぱい。サツキたちの家の裏にある神社の大木をすみかにしているトトロ。人の住んでいない家をススやホコリだらけにしてしまうススワタリ(まっくろくろすけ)。大きな目と大きな口、そして何本もある足で空間を自由自在に走りまわる巨大なネコバス。サツキとメイは次々に奇妙ないきものと出会い、ステキな冒険に飛び出す。

田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。〈11歳の少女の頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメ。田舎から都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中で起こる、感情を表すキャラクターたちの混乱やぶつかり合いなどを描く。メガホンを取るのは、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などの監督ピート・ドクター。〉

8年前、ゴッサム・シティの希望のためバットマンは町を去り、その正体であるブルース・ウェインは今も隠遁生活を送る。新たに作られたデント法のもと、平和になったゴッサム・シティだが、そこへ凶暴な悪党ベインとその一味が現われ大混乱となる。ベインは実は同じ師匠を持つ、ブルースの兄弟子だった。執事アルフレッドに去られ、ベインの陰謀で財産を失いながらも、ブルースは再びバットマンとなってベインに立ち向かう。

ウェイド・ウィルソンは、以前は優秀な特殊部隊の傭兵として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。

世界最大の検索エンジンを運営するブルーブック社のプログラマーである青年ケイレブは試験の結果、社長ネイサンが隠遁生活を送る山荘で1週間滞在することに。人里離れた土地にある山荘はネイサンが人工知能を研究している施設で、ケイレブは人工知能の実用性と人間性についてのテストに協力させられる。そこで人工知能を持つ女性型ロボットのエヴァと出会うが、エヴァはネイサンが嘘つきなので気を付けろとケイレブに警告する。

最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成する。

そびえ立つ壁や毎晩変化する構造を持つ謎の巨大迷路に月に1度、自分の名前以外何も覚えていないランナーが送り込まれてくる。やがて団結し始めた彼らは迷路の仕組みを調査し脱出法を見いだそうとするが、迷路の扉が閉まる夜までに帰還しないと命の保証はない。生き残りを懸け巨大迷路に隠された謎を解き明かそうとするランナーたちの運命はどうなるのか。

An aspiring actor in Hollywood meets an enigmatic stranger by the name of Tommy Wiseau, the meeting leads the actor down a path nobody could have predicted; creating the worst movie ever made.

全米公開当時、“ゾンビ映画史上No.1”の大ヒットを記録した人気作「ゾンビランド」の続編。前作で青年コロンバスが独自に編み出した、ゾンビと戦うための“32のルール”は、本作では“73のルール”に急増。命懸けの非常事態ながら、おなじみの登場人物たちは相変わらず悪ノリ全開で、独自のブラックユーモアを前作から継承。笑いとスリルのユニークなコンビネーションを楽しめる。B級ながら、「スリー・ビルボード」のハレルソン、「ラ・ラ・ランド」のストーンら前作の豪華出演陣が再結集したのも見もの。

何も刺激のない日々に空虚なものを感じている、大学で歴史を教えているアダム・ベル。ある日、何げなく映画のDVDを観ていた彼は、劇中に出てくる俳優が自分自身とうり二つであることに驚く。彼がアンソニー・クレアという名だと知ったアダムは、さまざまな手を尽くして彼との面会を果たす。顔の作りのみならず、ひげの生やし方や胸にある傷痕までもが同じであることに戦慄する。

多くの犠牲を払いながら巨大迷路を脱出したトーマスたちは、同じように別の迷路を生き延びた若者たちが収容された施設へと運ばれた。つかの間の休息を過ごすトーマスたちだが、やがて彼らはこの施設の恐るべき実態を知り、彼らを迷路に送り込んだ黒幕である組織WCKD(ウィケッド)の存在に気付く。危険を察知したトーマスたちは仲間とともに脱出、だが施設の外には、組織が“第2ステージ”と呼ぶ砂漠の迷宮が広がっていた。

トリスは叛乱を起こすべく味方を探してフォーと共に駆け回っていたが、博学を司る「エリュアダイト」の指導者ジェニーンに捕えられてしまう。二人は無欲を司る「アブネゲーション」が生活を犠牲にして何を守り、なぜ「エリュアダイト」指導者は「アブゲネーション」に対して何もしないのかを解明しようとするが、それは時間との戦いでもあった。

保険会社に勤めて10年がたつ60歳のマイケルは突然解雇され、今後のローン返済や息子の学費のことが頭をよぎる。いつもの電車で帰宅途中の彼の前に面識のない女性が座り、三つのヒントを頼りに乗客の中から大切な荷物を持った人物を捜し出せば、10万ドルを支払うと持ち掛けてくる。

記憶をなくした死刑囚カラム・リンチは、遺伝子操作をする装置によって祖先の記憶を追体験する。カラムの祖先はルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の一員で、人類支配の力を持つ禁断の秘宝のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。現在と過去を行き来する中で、カラムは人類の未来を左右する戦いに身を投じていく──!