1981年、犯罪が多発する大都会ゴッサムシティ。ピエロの仕事をしているアーサーは貧しく、老いた母親ペニーと暮らす上、突然笑いだしてしまうという心の病に悩むが、TV界の人気司会者フランクリンを憧れの対象にして日々耐え忍んでいた。ある日、失業したアーサーは地下鉄で、女性客に嫌がらせをしていた男性3人組を偶然持っていた拳銃で皆殺しにしてしまう。以後アーサーは、自身の心にあった怒りを解放させていく。
第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。
映像製作会社社長・立花源也は、かつて一世を風靡した大女優・藤原千代子の半生を振り返るドキュメンタリー制作を依頼された。千代子の大ファンだった立花は若いカメラマンを引き連れ、30年前に人気絶頂の中、忽然と姿を消し、以来公の場に現われなかった千代子の屋敷へ向かった。ようやく姿を現した千代子は、歳は老いても昔の清純な印象を残していた。そして、戸惑いながらも自らの人生を語り始めた。それは、女優になる前、女学生の頃に恋した名も知らぬ男性を、生涯をかけて追い求める壮大なラブ・ストーリーだった。
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。
アトレイデス家の後継者、ポール。彼には”未来が視える”能力があった。 宇宙帝国の皇帝からの命令で、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、 過酷な《砂の惑星デューン》へと移住するが、それは罠だった…。 そこで宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発!! 父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその惑星で、全宇宙のために立ち上がるー
経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン。そんな中、夫に乗り移った”別の宇宙の夫”から、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!カンフーの達人の”別の宇宙のエヴリン”の力を得て、今、闘いが幕を開ける!
犯罪と戦う2年目のバットマンは、リドラーと呼ばれる連続殺人犯に直面しながら、自分の家族につながるゴッサム・シティの腐敗を暴く。
1964年、ミシシッピーの小さな町から公民権運動家3人が突然消えた。事件解明のために派遣されたFBI捜査官の二人は、やがて恐るべき事実を暴き出す……。第一級の社会派サスペンス映画。アラン・パーカー監督作。
世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、すべてを奪われた若きフュリオサは故郷への帰還を誓い、MADな世界(マッドワールド)に対峙する——巨大なバイカー軍団、その頂点ディメンタス将軍は可愛い熊の人形を引っさげ改造バイクで絶叫し、さらには、白塗りの兵隊ウォーボーイズたちが神と崇めるイモータン・ジョーは鉄壁の要塞を牛耳り、互いが覇権を争っていた。生き残れるのは狂った奴だけ。怒りの戦士フュリオサよ、復讐のエンジンを鳴らせ!
マイアミ市警のバッドボーイズことマイクとマーカスの上司、故ハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた彼のために、独自に捜査を始めた2人は、〈容疑者〉として警察からも敵組織からも追われる身に――。上司が残した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、汚名返上のための命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。四面楚歌の中、頼れるのはお互いに一人だけ――。
本音上等! 最悪なヒロインの正直すぎる生き方に世界中から共感の声が殺到。理想と現実のギャップに戸惑い、人生の指針が一向に定まらないまま、30歳を迎えたヒロインのユリヤ。そんな彼女が、年上の恋人を持ちながらも新たな男性と巡り逢い、心揺れ動きながら大きな決断を下す姿を、「テルマ」のJ・トリアー監督が、遊び心あふれるトリッキーな映像を駆使して活写。本作のヒロインに抜擢されて会心の演技を披露したR・レインスヴェが、第74回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。第94回アカデミー賞の脚本賞と国際長編映画賞にもノミネートされ、高い評価を得た。 成績優秀で医大に入ったものの、すぐに自分には不向きであることを悟り、その後、幾度も転向を繰り返し、人生の指針が一向に定まらないまま、30歳となったユリヤ。年上の恋人であるアングラの人気コミック作家アクセルから、そろそろ結婚して子どもを持ちたいと言われてもなかなか決断できずにいた彼女は、ある晩、パーティー会場に無断でもぐりこんで魅力的な男性アイヴィンと出会い、彼と意気投合して楽しいひとときを過ごす。
ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターは、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが数十年にわたり、権力を笠に着た性的暴行を重ねていたという情報を得る。取材を進めるうちに、彼がこれまで何度も記事をもみ消してきたことが分かる。被害女性たちは多額の示談金で口を封じられ、報復を恐れて声を上げることができずにいた。問題の本質は業界の隠ぺい構造にあると気付いた記者たちは、さまざまな妨害行為に遭いながらも真実を求めて奔走する。
予約の取れない超一流シェフの極上フルコースを求めて孤島を訪れたセレブな客に、サプライズ付きのメニューが振舞われていく……。ミステリアスなシェフをレイフ・ファンズが演じた、驚愕のグルメ・サスペンス。
飼い猫のフロドとともにニューヨークに暮らすサミラ。大都会ゆえに不寛容な人もいるが、そんな街での日々も、愛する猫がいれば乗り切ることができる。そんなある日、突如として空から多数の隕石が降り注ぎ、周囲は一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。そして隕石とともに襲来した凶暴な“何か”が人々を無差別に襲い始める。何の前触れもなく日常は破壊され、瓦礫の山となった街の中を逃げ惑うサミラは、路地裏に身を隠して息をひそめ、同じように逃げてきたエリックという男性とともにニューヨークからの脱出を計画するが……。
Olga and Maks are 15 years away. She is a successful woman with an established position, the mother of an adult daughter, he is a handsome young man who enjoys his life in a handful and lives only in the moment. It might seem that these two different worlds will never meet, and yet fate put them in the way.
国家錬金術師ばかりを狙った連続殺人事件が起きる中央 (セントラル) を訪れたエドとアル。犯人は正体不明ながら、額に十字傷を持つことから "傷の男 (スカー)" と呼ばれていた。兄弟も命を狙われ応戦するものの、圧倒的な強さの前に機械鎧 (オートメイル) を破壊され、絶体絶命となる。果たして二人はこの危機を乗り越え、元の身体を取り戻すことができるのだろうか。隠されたこの国の秘密と“約束の日”、そしてエドとアルの父親の過去。幾重にも重なる謎と真実が解き明かされ、物語は圧巻のフィナーレへ。最後に兄弟が出した答えとは…?
ドラキュラの部下としてこき使われているレンフィールド。自分に自信が持てず上司には辞めたいと言い出せない...かと言って、言ったとしても辞めさせてくれない上司。そんな彼が、普通の人間としての生活を取り戻すためにドラキュラに反旗を翻す。「ボスにここまで言われる筋合いはない! もっと幸せになる権利があるんだ!」
イタリアのグァルティエロ・ヤコペッティ監督が、世界各地の野蛮で残酷な奇習・風習を記録した異色ドキュメンタリー。演出や“やらせ”も多用した過激でいかがわしい内容が注目を集め、世界中で大ヒットを記録。“モンド映画”というジャンルを築き上げ、同系統作品を大量に生む世界的ブームを巻き起こした。
遠く離れた小さな星の片隅にある静かな農村に、マザーワールドの冷酷無慈悲な軍勢が侵攻。この危機を救える唯一の希望は、謎めいた過去を持つある女性に委ねられる。
幽霊が出るという噂で有名な廃団地を、興味本位で3人の大学生が訪れる。そこにはなぜか住人たちがおり、3人は不思議な現象に巻き込まれる。