ジョン・A・ルッソの原作を、CM監督出身のジョージ・A・ロメロが監督した歴史的作品であり、ゾンビ映画の記念碑的作品。全編に横溢するカニバリズムや反モラル的ラストなど当時のタブーに挑戦した内容は、根底に流れる独自のヒューマニズムが制作当時の世相を反映しており、賛否両論あったがロングランを続けた。結果として、ニューヨーク近代美術館にも所蔵されるカルト・クラシックとなっており、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されている。父の墓参りの途中、バーバラと兄のジョニーは生ける屍に襲われる。兄を殺された恐怖と悲しみの中、バーバラは近くの民家に逃げ込む。民家には黒人青年のベンのほか、若いカップル、中年夫婦と大怪我を負ったその娘が集まってくるが、外部との連絡も取れないまま、周囲はゾンビの群れに取り囲まれていた。ドアや窓を塞ぎゾンビの侵入を防いだうえで脱出の方策を探るベンに対し、地下室に籠ることにこだわるハリーが対立する。ゾンビたちが人間を食い殺していることをテレビで知ったバーバラたちは、最寄りの避難所への脱出を試みる。
テキサスの雨の夜、ハイウェイを車で走るジムは一人のヒッチハイカーを車に乗せる。だがその男の正体は凶悪な殺人鬼で……。ルドガー・ハウアーの不気味な演技が恐怖を誘う、ロバート・ハーモン監督のホラー・サスペンス。
舞台は近未来。凶悪化する暴走族の犯罪が問題となり警察も武装化が進んでいた。特殊警察「M.F.P.(Main Force Patrol)」の所属警官マックス・ロカタンスキーはある日追跡中の暴走族ナイトライダーを追い詰め事故死させてしまう。これが元でトーカッター率いるグループのターゲットとして狙われてしまう。親友グースや家族までもを無残な殺され方をされ、全てを奪われたマックスの復讐が今始まる。
9年間の刑務所暮らしを終えて出所したウィルソン(テレンス・スタンプ)は、ひとり娘ステイシー(ニッキー・カット)がLAで事故死したという手紙を受け取る。死の真相を確かめるべく、手紙を出した彼女の友人エド(ルイス・ガズマン)を訪ねたウィルソンは、やがて彼女の死に大物音楽プロデューサーのテリー(ピーター・フォンダ )がからんでいるのを知る…。
30年代のニューヨーク。暗黒街にその名を轟かせていた殺し屋バグジー。縄張り拡張の為、ハリウッドに乗り込んだ彼は、そこで駆け出しの女優ヴァージニアと出会い恋に落ちる。やがて、ネヴァダ州の小さな町ラスベガスを訪れたバグジーは、この地にカジノ付きの大ホテルを建設する事を決意する。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のアクション・ムービー。暗黒街で炸裂する銃、そして、鉄拳。兄と弟、それぞれの役を1人でこなす彼の、迫真の演技は見もの。
実在の事件をもとにした、ジョシュ・ハートネット主演でおくるクライム・サスペンス。舞台は1947年のロサンゼルス。身体を腰から切断された女の惨殺死体が、ダウンタウンの空き地で発見された。若き2人の刑事は事件の捜査に乗り出すが……。