童貞のまま30歳を迎え、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れたサラリーマン・安達(赤楚衛二)と社内の人気者で仕事も出来る同期・黒沢(町田啓太)は恋人同士。デートを重ねたり、社内恋愛も順調な幸せな日々の中、安達に転勤の話が舞い込む。やりたい仕事ができるチャンスに喜ぶ安達だが、転勤先は遥か1,200km離れた長崎だった――。転勤話をめぐり、互いを想い合うがゆえにすれ違ってしまう安達と黒沢。そして、遠距離恋愛をきっかけにふたりは未来について考え始めて……。はたしてこの恋、どうなる!?

定年退職、妻の死、娘の結婚。すべてを失いかけたとき、人生最高の贈り物が届く……。名優ジャック・ニコルソンと新鋭アレクサンダー・ペインが、すべての人々におくる深い感動のストーリー。

宇宙バイパス建設のために、ある日突然、地球は破壊されてしまう。宇宙人に救出され、最後の地球人となってしまったのは、ごく平凡な英国男性のアーサー・デント。宇宙でのサバイバル術を銀河系最大のベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」で学び、生き残りをかけて宇宙をさまよう。<伝説的SF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」を、原作の世界観をそのままに、空前のスケールと大胆なビジュアル・センスで完全映画化した作品。監督は、ミュージック・ビデオとコマーシャルの分野で活躍するガース・ジェニングス。脚本は、2001年に他界した原作者ダグラス・アダムス自身が執筆した幻の遺稿を採用。オリジナリティに満ちたSFエンターテインメントの傑作。>

銀行で貸し付けを担当しているバツイチ男カール・アレン。離婚して以来、私生活では友人の誘いをいつも断り、仕事ではローンの申請書に却下のスタンプを日々押し続けている味気ない人生を送っていた。ある日、親友の婚約パーティまでもすっぽかしてしまったことで友人から生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになると脅されとあるセミナーへ参加することになり主宰者から、意味のある人生を送るための唯一のルールは如何なることでも全て「イエス」と言うだけと説かれ「イエス」を連発していくと次第に物事が好転し始めるのだった。

 サンフランシスコにある世界有数のLGBTQ+ コミュニティの拠点、カストロ・ストリート。 ある夜、ドラァグクイーンのショーを披露するゲイバー、パンドラ・ボックスでショーが行われる中、バーのオーナーでドラァグクイーンのリッキーは薬物の過剰摂取で倒れ、息を引き取る。 保守的なテキサスの田舎町でその報せを受けた彼の母メイベリンは、疎遠だった息子の死にショックを受け、夫の反対を押し切りサンフランシスコでの葬儀に参加。ところが、葬儀は華やかなミュージカル調で、敬虔なクリスチャンで教会の聖歌隊の一員でもある彼女には耐え難いものだった。 翌日、彼女はリッキーのパートナーでバーの共同経営者のネイサンを訪ねたものの、門前払いに。失意の彼女の前に、リッキーの親友のシングルマザー・シエナが現れ、彼女の計らいでネイサンとの間をとりもってもらう。すると、リッキーが遺言を遺さずに他界したため、バーの経営権は母親のメイベリンが相続することになっていたこと、そしてバーが破綻寸前の危機にあることが分かる。 彼女は困惑しながらも、シエナの家に居候しながら、息子の遺したゲイバーの経営を始めることに 。

14歳の時に交通事故に遭って以来、10年間もずっと昏睡状態に陥っていた豊は、ある日突然、病院で長い眠りから覚める。その後のリハビリ期間を経て退院した豊は、父親の友人と名乗る藤森という風変わりな中年男性とともに、今やすっかり変わり果てた豊の家で共同生活を始める。やがてそんな彼のもとに、今は宗教活動をしている父親の真一郎や、米国に行っていた妹の千鶴ら、彼の家族が次第に再集結し、新たな関係を築いていく。