高校二年生の伊藤修司は、同級生で同じブラスバンド部に属する吉田浩之にひそかな恋心を抱いていた。吉田はそんな思いには気づくはずもなく、修司に優しく接するのだが、それがかえって修司の気持ちを苦しめている。ある日、修司が音楽室で部活の準備をしているところへ、3カ月前に転校してきた果沙音が顔を覗かせた。何をするにもマイペースで周囲に媚びることをしない彼女は、クラスの鼻つまみ者的存在だった。ある日、教室で“カンパのため”と称して遊びの資金を集めていたリカのきんちゃくがなくなる事件が起きた。果沙音を犯人だと疑うリカは彼女に詰め寄るが、吉田がそれをかばう。結局、きんちゃくはリカの友人が持っていたことが分かって、果沙音は深く傷ついた。その夜、事件の後に吉田からいわれのない金を貰った果沙音がその金を返しにやって来る。果沙音に対して恋愛感情を抱き始めていた吉田は思わず彼女を抱きしめるが、忌まわしい記憶が蘇った果沙音は吉田を突き飛ばして逃げて行く。夏休み、昔の友人から果沙音の強姦事件のことを聞かされた吉田は、自己嫌悪に陥る。そこで吉田は疎遠になっていた修司をくどいて果沙音の田舎へ向かい、果沙音を見つけて謝るが、彼女は素っ気ない態度を示すばかりだった。夜、海で泳ぐ果沙音の洋服をふざけて着た修司が浜辺に座っていると、暗がりでその後ろ姿を勘違いした吉田が、彼女への気持ちを告白する。それに気づいた果沙音は岩場から、「私が男でも、私を好きになった?」と吉田に問いかける。答えあぐねる吉田に果沙音は、「あんたは私とヤリたいだけだよ。だったらやれば」と正体を明かして草むらに横になるのだった。しかし、それを目の当たりにした修司が海に飛び込み、スカートの裾が脚に絡まって溺れてしまう。吉田は修司を助けて人工呼吸するが、その途端、修司は目を覚まし、「やれば出来るじゃん」と悪戯っぽく笑った。翌日、修司と吉田は町に帰る電車に揺られていた。

ハロウィーンが近づく中、息子を戦地でなくした一家のもとに彼の戦友だという男デイヴィッド(ダン・スティーヴンス)が訪ねてくる。謙虚で礼儀を重んじる上に、美しい容姿を誇る彼は、瞬く間に一家と心を通わせていく。それぞれが抱えていた悩みや問題を解決してしまう彼をすっかり信頼する一家だが、次第にその姿や言動とはかけ離れた素顔と目的を持っていることが明らかになる。やがて、デイヴィッドの存在は一家のみならず、閑静だった町をも揺るがし始め、ついには彼と特殊部隊の銃撃戦という事態にまで発展する。

かつてはバスケットボールのスター選手だったマイク、30代になった彼は負け組みとして人生を甘んじて受け入れていた。そんなある日、ひょんなことから突然17歳の姿に戻ったマイクは、これでまでの人生を取り戻そうと高校生活を再び始める。

今どきの女子高生とは違う、内気で風変わりなベラ。母親の再婚を機に父と暮らすことにしたベラは、転入先で美少年のエドワードと出会う。知的で謎めいたエドワードに惹かれていくベラだったが、彼は1918年から年を取っていない不死のバンパイアだった。

女校生の橋本佐代子(望月真美)は女教師南順子(麻生かおり)にレズビアンチックでメルヘンな慕情を抱く孤独な少女。父親と実の母親はおらず、継母のときよ(泉ユリ)は連れ子しか可愛がらず、家の仕事をすべて佐代子にさせている。ときよには英次(下元史朗)という情夫がいるが、英次は佐代子が帰ると性的ないたずらを続け、処女は守ってやるつもりで毎日のようにアナルセックスを強要した。佐代子の憧れる順子は、佐代子をネチネチといたぶるワキガの嫌味な教師宮本(刈田広)と付き合っており、ワキガの匂いを嗅ぎ、脇を舐めながらの変態的なセックスに快感を覚えていた。ある日佐代子は職員室に忍び込み順子のルージュを盗んで女子トイレでそれを使ってオナニーに耽る。そんな佐代子を同級生たちがいじめ、大事な順子の写真を貼ったノートを盗られレズとののしられる。そして体育の道具室に監禁され縛られて散々いたぶられた上放置される。佐代子はその場で放尿。そこへ知らずに順子が宮本と来て変態的なセックスを繰り広げ、それを見た佐代子はショックを受ける。後に順子に助けられるが自分の痴態を見られた順子は佐代子に「だって気持ちよくなっちゃったんだから仕方がないでしょ! 」と言うしかなかった。家に帰ると英次がまた佐代子に怒張した自分の肉茎を強引にしゃぶらせる。ところがいつしか佐代子の方が英次を吸い尽くし始めていた。そこへときよが現れ驚愕する。二人を離れさせようとするが、佐代子に蹴り飛ばされる。「今度はお尻からして・・・」と英次にせがむ。泣きわめくときよを後目に英次は佐代子のアナルに挿入した。恍惚となる佐代子。しかしそれでは終わらなかった・・・。 執拗な性的いじめを受け続け現実逃避していた女校生が憧れの女教師の変態的なセックスを目撃したことをきっかけに凄まじい性の淫獣へと変わってゆく様を描いた異色のメルヘンポルノ。1985年度作品。

“エルム街の悪夢”シリーズ第4弾。フレディを倒してからおよそ2年後。悪夢から解放されたクリスティンは高校生として平穏な日々を送っていた。しかし悪夢は突然蘇り、彼女のまわりで無惨な事件が起きて……。