50億年前、巨大隕石が地球に衝突した結果、地球は23.5度傾き、それが世界各地に四季を生み出すことになった。カメラはまず北極で、地球温暖化の影響と苦闘するホッキョクグマの母子を捉える。彼らは海に氷が張った冬の間に狩りを終えなければならないが、温暖化で氷が解けるようになったせいで狩りは困難に。続いてカメラは南下し、熱帯雨林の動物たち、アフリカゾウ、ザトウクジラ、アムールヒョウらの生態を見つめていく。
アンビリカルから切断され、北海の海底に取り残されたプロの潜水士。酸素は残りわずか。救出の希望の灯が消え入る中、残された道は孤立無援のサバイバルのみ。
ジャック(ジャン=マルク・バール)とエンゾ(ジャン・レノ)は、ギリシャの島で幼なじみとして育つ。やがて二人は成長し、コート・ダジュールで20年ぶりに再会した際、エンゾはイタリアのシチリアで開催されるフリーダイビング大会に参加するようジャックに伝える。同じころ、アンデスで偶然ジャックと出会ったジョアンナ(ロザンナ・アークエット)も、出張を口実にニューヨークからシチリアにやって来る。
原潜USSモンタナは深海で何かに当たって座礁し、連絡が途絶える。海軍大尉コフィは捜索のため、海底油田基地ディープコアに、同基地の設計者であるリンジーとともに乗り込む。基地ではリンジーの夫バッドも働いていたが、夫妻の仲は冷え切っていた。見つかった原潜に生存者はいないが、リンジーはそこで奇妙な生命体を目撃。やがて嵐のせいで海上の基地とディープコアを結ぶケーブルが切れ、同基地の面々の生命に危機が迫る。
任務中に相棒を失い心と身体に深い傷を負ったレスキュー・スイマー、ベン・ランドール(ケビン・コスナー)。現場を退き、レスキュー 隊員のエリート育成学校の教官となったベンは、訓練生のジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)と出会う。才能に恵まれながらも何かに苛立ち、時に暴走してしまうジェイクの中に、ベンは自分と同じ心の傷―大切な者を救えなかった苦悩を見いだす。救い続けることこそ、生き残った者の《宿命》・・・ジェイクは、そんなベンの信念に心打たれ、二人は父子にも似た強い絆で結ばれていく。やがて、難関を突破し卒業したジェイクは、現場復帰を果たしたベンと共にアラスカで任務に就く。しかし、そこには想像を絶する過酷な運命が待ち受けていた・・・。
NYからギリシャのアテネに向かっていた豪華客船ポセイドン号が、海底地震による大津波に飲まれて転覆。その惨状とともに生き残った船客の脱出劇を描いた、ロナルド・ニーム監督による傑作パニック巨編。
1860年代、世界各地の海で、謎の怪物による船舶の沈没事故が相次いで発生。海洋学者のアロナックス教授らはアメリカ政府から派遣され、船で調査に乗り出す。ある夜、彼らの乗った船は謎の物体と衝突。それは、権力と戦争を憎む天才科学者ネモ船長率いる万能潜水艦ノーチラス号だった。教授たちは船長に招かれ、海底へと旅に出る。
何世紀にもわたる環境破壊の末、地球の温暖化が進み、北極・南極の氷はおろか、シベリアの広大な凍土までが全て溶け、地球に大洪水が起こった。海面は上昇し、地表を覆い、やかて陸地は消えて世界はついに海の底に沈んでしまう。それから数世紀。かつて地球と呼ばれたこの惑星にはわずかな人間だけが残されていた。文明と共に漂流を余儀なくされた彼らは海中から引き上げられた既に消滅した世界の残骸から、巨大な人工の浮遊都市を築いていた。
「JAWS/ジョーズ」に次ぐP・ベンチリー原作の映画化。バミューダでダイビングを楽しんでたデビッドとゲイル。難破船をを見つけた2人は、そこから小さなガラスの瓶とスペイン金貨を発見する。2人は興味本位に宝探しを始めるが、やがてそれは2人を恐怖の体験へと引きずり込む。