ハリウッド黎明期に一世を風靡した喜劇コンビ、ローレル&ハーディの晩年を描く。黄金時代は遥か昔に過ぎ去って忘れ去られ、体力も衰えた二人の間には亀裂が生じていた。最後と決めて出かけたヨーロッパツアーだったが、往年のファンたちの前で公演を重ねるうち、お互いの大切さを再確認し舞台への情熱を取り戻していく・・・。

1939年9月、7歳の少年ビルはロンドン郊外の映画館で第二次世界大戦の始まりを知る。鉛の兵隊で遊ぶのが好きな彼は「本物」の戦争に胸を躍らせたが、まもなく父クライブが出征、勇ましい気持ちは寂しさに変わる。15歳になるビルの姉は、カナダ兵の恋人とデートを繰り返し、母親と衝突していた。そんなある日、ビル一家は戦火で家を失い、田舎の祖父の家に移り住むことに。そこには、戦時中とは思えないのどかな生活が待っていた・・・