新宿の裏通り界隈を根城にするホームレスの中年男性ギン、オカマのハナ、家出娘のミユキはクリスマス・イヴの夜、ゴミ置き場に捨てられた赤ん坊を発見。ギンは赤ん坊を警察に届けようとするが、子どもを育てることが夢だったハナは赤ん坊を勝手に《清子》と命名し、自分たちで親探しをしようと決める。だが、手がかりになりそうなものは赤ん坊と一緒にあったわずかな写真と名刺だけ。翌日、3人は写真の場所を探して歩き回る。
1914年。第1次世界大戦が勃発し、ドイツの有名オペラ歌手だったニコラウスも一兵卒として戦地に出征する。その愛妻でやはりオペラ歌手であるアナは、自ら積極的に働き掛けてクリスマスイヴにコンサートを開き、戦場から呼び戻された夫とともに、皇太子の御前でアリアを熱唱することに。無事務めを終え、塹壕に戻ってきたニコラウスはそこでも兵士たちのために美しい歌声を披露するが、そこで奇跡のような事態が起こる。
ニューヨークのデパートで、サンタクロースとして雇われた白ヒゲの老人クリス・クリングル。クリングルのサンタは評判を呼ぶが、彼は「自分は本物のサンタだ」と主張し、ついには裁判が開かれる――
2013年にアカデミー賞を受賞したディズニー・アニメーション映画「アナと雪の女王」と、2019年に公開され、高い評価を得た「アナと雪の女王2」で人気者になった、夏を愛する無邪気で洞察力に富んだ雪だるま、オラフの生い立ちが、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの新作短編アニメーション「オラフの生まれた日」で明らかになる。本作は、アレンデール郊外の山の中で、命を宿したオラフが、自分が何者でなぜ生きているのかを知ろうとする姿を追う。監督は、「アナと雪の女王2」でオラフのアニメーション・スーパーバイザーを務めたトレント・コリーと、「アナと雪の女王2」でオラフの楽曲「おとなになったら」を担当したベテランのストーリー・アーティスト、ダン・アブラハムが務める。
玩具工場を軍需産業化しようと企む新社長の叔父に対し、平和主義者の前社長が奮闘するファンタジー。おもちゃを使っての代理戦争のばかばかしさが見もの。主演は名優ロビン・ウィリアムズ。