東京の中目黒にある川沿いのマンションで暮らす堤小春(三吉彩花)と清川彩乃(阿部純子)。ふたりは27歳で、仕事もプライベートも充実した毎日を送っていた。ある日、彩乃が小春に妊娠したことを告白。彩乃は父親のわからないその子供を生もうと決意する。小春も彩乃に協力すると決めるが、変化していく日常に戸惑いを覚え始める。

ポーランドのダンチッヒを舞台に、3歳で自らの成長を止めた少年オスカルの視点で、1927年から1945年の激動の時代を描いた異色の大力作。ブリキの太鼓を叩き、奇声を発しガラスを割るという不思議な力も身につけたオスカル、従兄との不倫を続ける母、臆病者の父、画面は時代が産んだ奇異なキャラクターとグロテスクな描写に溢れ、その毒気たるや凄まじいばかりのものである。

敏腕政治家・ジャネットの大臣就任を祝うべく、友人カップル3組が集まりホームパーティが開かれる。3組はそれぞれ問題を抱えており、室内には不穏な空気が漂っていた。そんななか、ジャネットの夫・ビルの爆弾発言が発端となり、パーティはあらぬ方向へ…。