1941年。ほぼ1世紀という歴史があり、堅固なとりでとして知られるブレスト要塞だが、ソ連の軍人の間ではナチス・ドイツの襲来が近いのではという噂が流れる。6月21日深夜、ソ連軍になりすましたドイツ軍の工作員たちが列車でブレストの町に到着したのに続いて、翌朝、要塞はドイツ軍の一斉攻撃を受ける。家族が兄しかいない少年兵サーシュカは、自分が好意を抱く少女を救おうと奮闘するが、ソ連軍は劣勢を強いられていた。
CIAの諜報員で元恋人同士の2人(クリス・パインとタンディ・ニュートン)は、救出作戦の失敗から8年後に再会。世界規模のスパイ行為、道徳的ジレンマ、致命的裏切りといった刺激的な話が進むにつれ、2人の仕事と恋愛感情との境界線は曖昧になっていく。