マイアミ市警のバッドボーイズことマイクとマーカスの上司、故ハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた彼のために、独自に捜査を始めた2人は、〈容疑者〉として警察からも敵組織からも追われる身に――。上司が残した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、汚名返上のための命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。四面楚歌の中、頼れるのはお互いに一人だけ――。

天才科学者で富豪のエイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)の恋人セシリア(エリザベス・モス)は、彼に支配される毎日を送っていた。ある日、一緒に暮らす豪邸から逃げ出し、幼なじみのジェームズ(オルディス・ホッジ)の家に身を隠す。やがてエイドリアンの兄で財産を管理するトム(マイケル・ドーマン)から、彼がセシリアの逃亡にショックを受けて自殺したと告げられるが、彼女はそれを信じられなかった。

ジョーは、大統領の命を救った事もある元シークレット・サービスだったが、今はしがない探偵に落ちぶれていた。ダンサーのコリーの身辺警護を仕事仲間が持ち込んできたが、女房と密通していたそいつは、ジョーの家の前で車ごと爆死する。一方、コリーの情夫、元フットボーラーのジミーは、妻子を事故で失った傷も癒えぬまま、麻薬と賭博でリーグを追われ、人生に何の目標も持てない日々を送っていた。警護に就いたジョーを何者かが襲う。辛くも相手を倒し、駆けつけるが一歩遅く、ジョーとジミーの目前でコリーは何者かに殺されてしまう。

マサチューセッツ州アーカム、ミスカトニック大学医学部附属病院には、未だ懲りる事無く死体蘇生に勤しむウェスト医師、そして不承不承協力するケイン医師の姿があった。彼は単なる死体蘇生を越え、死体から新たな生命を生み出そうと実験を続けていたのだ。だが、ウェストのぞんざいな計画と行動が、彼らを少しづつ危険に追い詰めていく……。前作がH・P・ラヴクラフトの『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』にまずまず基づいたと言える内容だったのに対し、「2」は完全にオリジナルのエピソードである。

突然かかって来た1本の電話、聞こえてきたのは女性が助けを求める声。電話を受けた男は、大きな陰謀に巻き込まれてゆく。アメリカ映画「セルラー」のリメイク。