経歴不詳、頑強な肉体だけが唯一の身分証明というアウトロー・一条寺文麿と、キュートなポニーテールの娘・尾花マリ。新宿の片隅で出会い、恋に落ちた二人は、一挺の拳銃が引き金となって警察と武闘派ヤクザから追われることに……。追いつめられるほどに二人の愛は深まっていくが、その先には凄絶な死闘が待ちうけていた!併映作は『恐怖のヤッちゃん』。

神父と教師の2人の西洋人が、ルワンダの大虐殺の渦中に身を置き、道徳的なジレンマに直面する。彼らは自らを危険にさらして難民を保護するのか、それとも命をかけて国外に脱出するのか。実話を基にした作品。

ジェームズ・ヒルトンの名作文学に基づくミュージカルを、ピーター・オトゥール主演で映画化。教育熱心だが人気のない“チップス先生”ことアーサー・チッピングの、恋あり騒動ありの人生をみずみずしく描く。

何一つ不自由のない暮らしで、奨学金も給付され大学に進学。その後も安定した生活を送っていた19歳のエミリー・ローズはある日の晩、大学寮で眠っていたところ奇妙な現象に襲われる。真夜中の午前3時、焦げ臭い匂いで目を覚ました彼女は突如として何かに押さえつけられるようにしてもがき苦しみだしたのだ。 その後、彼女には幻覚、幻聴が起こるようになる。そして遂には発狂してしまう。医学的治療を行なっても治る兆しを一向に見せない彼女は、それらを悪魔の仕業だと確信。地元の地区神父であるムーア神父に助けを求める。神父も事態を重く見て彼女を救うべく、祈りによって悪魔との対決を試みた。しかし結果は失敗。エミリーは死亡してしまう。 悪魔の存在は信じられることなく、エミリーの死亡はムーア神父によるものと疑いをかけられてしまい、神父は裁判で裁かれることになる。弁護士のエリンはそんなムーア神父を救うべく奔走する。

平原の真ん中でトレーラーが燃えている。不倫関係にあった2人の恋人の遺体が発見される。ドラマチックな出来事の前後にある両家の風景は、二人の間にただならぬつながりがあることを示唆している。果たして彼らの秘密とは?

時は朝鮮王朝時代。恋愛ゲームを生きがいにしているチョ婦人(イ・ミスク)は、親密な関係にある従兄弟チョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)に、夫の妾のソオクを犯してほしいと頼む。だが、彼の標的は、9年間貞節を守ってきたスク婦人(チョン・ドヨン)。そこで、ウォンは初恋の相手でもあるチョ婦人と、スク婦人を落とす賭けに出る。ウォンの熱心な求愛を受け、スク婦人はウォンの手に落ちるが、ウォンは彼女に別れを告げてしまう。ショックでやつれ果てたスク婦人を話の種にしてしまうチョ婦人。それを聞いていたウォンは、ゲームの標的だったスク婦人のことを愛していると初めて気づくのだったが・・・。