北ドイツ、カリガリ博士は眠り男ツェザーレの予言を看板にした見世物をカーニバルに出している。友人アランを連れ、その小屋を覗いたフランシス。友人は調子にのって自分がいつまで生きられるかを眠り男に尋ねるが、答えは“ 明日の朝まで!”。本当に彼は翌日には殺されており、フランシスは疑惑究明に乗り出すが……。

中年の真面目な高校教師が、キャバレーのダンサーに惚れ込み、ドサ回りの道化役者となって……。ほろ苦い人間像を描き、マレーネ・ディートリッヒ、エミール・ヤニングスを代表する映画史に残る1作。

1929年、ロンドン。多忙なロンドン警視庁の刑事フランク・ウェバーは、恋人のアリス・ホワイトよりも自分の仕事に関心があるようだ。無視されていると感じていたアリスは、エレガントで行儀のいい芸術家と出かけることに同意する。

ポツダム会談の取材のため、ベルリンを訪れたアメリカ人従軍記者のジェイク(ジョージ・クルーニー)。かつて、ベルリンに残してきた恋人のレーナ(ケイト・ブランシェット)に再会するも、彼女はジェイクの運転手タリー伍長(トビー・マグワイア)の恋人となっていた。そんな中、銃殺されたタリー(トビー・マグワイア)の遺体がソ連占領地区で発見され……。