社長令嬢と孤独な若者が出会い、やがて結婚。幸せな2人だったが、やがて妻が若年性アルツハイマーを発症する。薄れる記憶の中、男女がより深く絆を深めていく愛のドラマ。主演は“韓国映画界の宝石”ことソン・イェジン。

侮辱的な表現に頼る“黒人のエンタメ”から利益を得ている世間の風潮にうんざりし、不満を覚えていた小説家が、自分で奇抜な“黒人の本”を書いたことで、自身が軽蔑している偽善の核心に迫ることになる。

グラントとフィオナは仲むつまじい老夫婦。だがフィオナがアルツハイマーと診断され、養護施設に入ることとなり……。女優サラ・ポーリーが脚本も手がけて送る初監督作品は、認知症を真正面からとらえた愛の物語。

初の商業映画監督作「湯を沸かすほどの熱い愛」が日本アカデミー賞ほか多数の映画賞を受賞するなど高い評価を獲得した中野量太監督が、認知症を患う父親とその家族の姿を描いた中島京子の小説「長いお別れ」を映画化。これまでオリジナル脚本作品を手がけてきた中野監督にとっては、初の原作ものとなった。父・昇平の70歳の誕生日で久しぶりに集まった娘たちは、厳格な父が認知症になったという事実を告げられる。日に日に記憶を失い、父でも夫でもなくなっていく昇平の様子に戸惑いながらも、そんな昇平と向き合うことで、おのおのが自分自身を見つめなおしていく。そんな中、家族の誰もが忘れていた思い出が、昇平の中で息づいていることがわかり……。一家の次女・芙美役を蒼井優、長女・麻里役を竹内結子、母・曜子役を松原智恵子が務め、認知症を患う父・昇平を山崎努が演じた。

父から虐待されて育ったジョンとウェンディ。それぞれ自立して暮らしていたが、認知症となった父を引き取ることに……。人生に悩む中年兄妹が再び家族と向き合うさまを、フィリップ・シーモア・ホフマン主演で描く。

“イギリスで最も素晴らしい女性”と讃えられた作家、アイリス・マードックと夫との激しく深い愛の軌跡を描く。2002年アカデミー賞ほか世界中の映画賞に輝いた、真実のラヴ・ストーリー。