車の陸送に従事するコワルスキーはコロラド州を訪れ、1970年型ダッチ・チャレンジャーをサンフランシスコまで運ぶ仕事に取りかかる。デンバーで立ち寄ったバーの店主と「目的地まで15時間で届ける」という賭けを行った彼は、時速200kmでハイウェイを爆走。追跡する白バイ警官を振り切り、検問を強行突破し、邪魔する者をすべて蹴散らしていくコワルスキーの暴走はニュースで知れ渡り、彼に協力する者も現れる。

アラビア石油会社輸送機が、砂嵐に遭遇してサハラ砂漠に不時着した。飛行機は大破、一切の通信手段は絶たれ、救出される見込みもなく、乗組員たちが生き残れる可能性はゼロに近かった。そんな時、若い航空技師ハインリッヒが、双発双胴の輸送機に残されたエンジンを改造して飛ばすことを提案する。

死者が蘇り人間を食らう世界。死者の数がもやは手が付けられぬほど増加し絶望的になっていく。フロリダの地下軍事基地でゾンビ研究を行いながら細々と生き残るグループ。ローガン博士はゾンビを飼いならし人間を襲わないよう凶暴性を取り除く実験に光を見出していたが一向に進展しない状況に軍隊グループと次第に軋轢が高まっていく。施設内で実験としてゾンビを飼いならすまともでない実験が軍の指揮官ローズに発覚した事で、張り詰めていた緊張が爆発し軍人たちは研究者を襲撃し格納していたヘリで脱出を始めるが、追い詰めらた彼らはゲートを開けてしまいゾンビがなだれ込んで来る。

人類初の有人火星探査となる宇宙船カプリコン1号が打ち上げられることになった。しかしその打ち上げ数分前、三人の乗組員のブルーベイカー、ウィリス、ウォーカーは管制スタッフや見物客などに見つからぬように船内から連れ出され、砂漠の真ん中にある無人の古い基地へと連れていかれる。ロケットが無人のまま打ち上げられているとき、三人には本計画の責任者であるケラウェイ博士から、事情の説明と新たな指令がくだされる。

しがらみで悪事に加担し刑務所に逆戻りしてしまったジミー。その間に、妻は友人の裏切りで死亡していた……。警察のイヌとなったジミーとギャングとの壮絶な闘いを描いたバイオレンス・アクション。

ある夜、プリンストン大学で教諭をする地球外生物学者、ヘレン・ベンソン博士の自宅にアメリカ政府のエージェントが突然やってきた。強制的にある非常事態への協力を求められたヘレンは1年前に他界した夫の連れ子であるジェイコブを隣人に預け、あわただしく公用車に乗り込む。すでに政府は軍を総動員出動させ警戒態勢を敷き、町は異様なまでに静まり返っていた。政府がヘレンのほかに核物理学・天文学・地質学などの権威を招集したのは、木星の外側で観測された謎の物体への対策を講じるためだった。小惑星と思われるその物体は想定外の進路を信じがたい速度で移動し、マンハッタンへと迫っているのだった。