「チェイサー」「哀しき獣」の名優キム・ユンソクが監督デビューを果たしたヒューマンドラマ。女子高生ジュリは父が不倫していることを知る。しかもその相手は、同級生の問題児ユナの母ミヒだった。ジュリはユナに母の不倫を止めるよう忠告するが、ユナは母がジュリの父の子を妊娠していることを告げる。突然知らされた事実に戸惑い傷つくジュリ。そんな中、ある事件が起こり……。出演は「箪笥」のヨム・ジョンア、「ザ・キング」のキム・ソジン。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019・国際コンペティション部門上映作品。2019年11月、シネマート新宿&心斎橋の企画「のむコレ3」で上映された後、20年に単独劇場公開。

デンマークの郊外で両親や3歳年上の姉カロリーネと平和に暮らす、サッカー好きの11歳の少女エマ。けれどもある日、姉妹を前にして、両親が離婚することを突然宣言。その原因は、これからは女性として生きていきたいという父親のカミングアウトにあった。以後、ホルモン治療によって父親は日ごとに女性化し、名前もトマスからアウネーテへと変化。事態を冷静に受け止める姉とは対照的に、エマは当惑といらだちを隠し切れず……。

両親を亡くし火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は、感情を失った自分たちの心を取り戻すため、それぞれの家を巡り始める。やがてたどり着いたゴミ捨て場で、LITTLE ZOMBIES というバンドを結成。そこで撮った映像が話題を呼び、社会現象になるほどのヒットを記録する。