ジャネット・ジャクソン初主演映画となったジョン・シングルトン監督のラヴ・ストーリー。恋人を殺されて以来、詩作だけを心の拠りどころにしてきた天涯孤独の女性が、再び人を愛するようになるまでを描き出していく。
とあるクリスマス。ヴュイヤール家では、母ジュノン(カトリーヌ・ドヌーヴ)の病気をきっかけに、長女エリザベート(アンヌ・コンシニ)、三男イヴァン(メルヴィル・プポー)ら、子どもたちが集まっていた。しかし、絶縁されていた次男アンリ(マチュー・アマルリック)の登場で、穏やかなクリスマスに波風が立ち始める。 フランス映画界を代表する面々が出演し、2008年のセザール賞で9部門にノミネートされたヒューマン・ドラマ。クリスマスに集ったある家族の物語がドラマチックにつづられていく。監督は『キングス&クイーン』のアルノー・デプレシャン。大女優カトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリック、『ブロークン』のメルヴィル・プポーらが集っている。豪華キャストによる極上のアンサンブルが魅力だ。
アルゼンチンの田舎に生まれたエバは15歳の時、タンゴ歌手の愛人となって貧しかった家を抜け出した。ブエノスアイレスに住みついた彼女は次々とパトロンを変え、ラジオの仕事から女優、国民的スターへと成長する。エバはやがて、陸軍大佐ペロンと知り合った。彼女は民衆にラジオで呼びかけ、投獄されてしまった彼を助け出し、“アルゼンチンの聖母エビータ”への道を歩き出す……。