1980年代初めの釜山。学歴はないが、様々な案件を抱える売れっ子、税務弁護士ソン・ウソク(ソン・ガンホ)。大手企業からのスカウトを受け、全国区の弁護士デビューを目の前にしていた。ある日、駆け出しの頃にお世話になったクッパ店の息子ジヌ(イム・シワン)が事件に巻き込まれ、裁判を控えているという情報を耳にする。クッパ店の店主スネ(キム・ヨンエ)の切実な訴えを無視出来ず、拘置所の面会に行くが、そこで待ち受けていたジヌの信じがたい姿に衝撃を受ける。多くの弁護士が引き受けようとしない事件の弁護を請け負うことに決めるが…。

80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。<F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をデヴィッド・フィンチャーが映画化した感動巨編。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。

前夫である編集長の思惑で、死刑が予定されている囚人の取材をすることになった女性新聞記者ヒルディ。次第に記者魂に火がついてしまい……。ケイリー・グラント、ロザリンド・ラッセルの顔合わせによる都会派コメディ。

2人の白人青年に暴行を受けた黒人 少女の父親カールは自ら犯人を射殺する。陪審員全員が白人という圧倒的にカールに不利な状況の中、彼を助けるべく若き弁護士が立ち上がる。J.グリシャム原作の映画化。

城岩学園3年B組の中学生たちは、修学旅行の名目で孤島へ。彼らの前に現われた担任教師キタノは、新世紀教育改革法、通称“バトル・ロワイアル(BR)法”により、殺し合いをさせると生徒たちに宣言。生還できるのは最後に生き残った1人だけだった。生徒たちはそれぞれ最低限の武器と食料を与えられ、3日間のサバイバルに追いやられる。男子生徒の七原と女子の中川は謎の転校生・川田と、なんとかこの窮地を脱する方法を探る。

大手法律事務所のフィクサーとして活躍するマイケル。在職15年にして共同経営者への昇進もない彼が焦りと不安を感じる中、大企業の集団訴訟にかかわっていた同僚の弁護士アーサーが精神に異常をきたす事態が発生。マイケルはその後始末をするため、アーサーの下へ向かう。

大会社で働く平凡なOLが、新任女性重役になりすまして……。メラニー・グリフィス出演によるコメディ・タッチの爽快なサクセス・ストーリー。シガニー・ウィーバーの悪役ぶりや、ハリソン・フォードの演技も見どころ。

コラムニスト、アイクはある男の話をもとに1本の記事を書き上げる。それは何度も婚約を繰り返しては、挙式の最中に花婿を置き去りにして逃げ出すマギーという女の話。彼女を”男を食い物にする女”と切り捨てたその痛烈な記事は大反響を呼んだ。ところが、当のマギーが新聞社に抗議の手紙を送りつけたために、アイクのコラムは打ち切られてしまう。ジャーナリストの意地を賭けたアイクは彼女の住む町に乗り込み、折しも4度目の結婚式を控えるマギーの取材を開始するが…。