ある日、いつもの様に街を散歩していたチャーリーの耳に赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。辺りを見回すとまだ生まれたばかりの赤ん坊が街頭に捨てられている。どうしたものかと抱き上げた彼の目の前に、パトロール中の警官が通りかかった。警官は彼が赤ん坊を捨てにきたと勘違いし、目を光らせている。仕方なく彼は、その赤ん坊を自分のボロ・アパートに連れて帰った。それから5年後--その子はチャーリーの仕事を手伝う程成長していた。

199X年、カリフォルニアのモハベ砂漠に、宇宙船が不時着した。乗船していたのは、タンクタン星で奴隷として重労働を強いられていたエイリアン30万人。合衆国大統領は彼らを“新移民”として受け入れ、居住区を与えて人間との平和的共存を望んだ。それから3年後のロサンゼルスでエイリアンによる強盗殺人事件が発生し、刑事が射殺された。ロス警察とエイリアンとの共同捜査が開始され、彼らの恐るべき秘密が明かされようとしていた……。

クリスとビルの凸凹刑事コンビに下った今回の仕事は、犯罪組織から命を狙われ雲隠れした裁判の証人が連絡を入れるであろう豪華別荘住まいのオハラ夫妻宅を張り込んで証人を保護すること。しかし張り込み早々、夫妻と“お近付き”になってしまい、夕食に二人を招待しその真っ最中にビルがオハラ宅に盗聴器を仕掛けるはずが何者かに襲われ、捕らわれの身になってしまう。