イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレによる、映画史に残る至高の名作。イタリアのシチリアを舞台に、少年と映写技師が映画を通して心を通わせていく様を、感動的な音楽と繊細な人物描写で描き出す。映画監督のサルヴァトーレ(ジャック・ペラン)は、映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)という老人が死んだという知らせを受け、故郷のシチリアに帰郷する。

ブロードウェイの演出家のジョー・ギデオン。彼の生活はヴィヴァルディを聞きながらシャワーを浴び、目薬と飲み薬を服用し、「さぁショータイムだ!」と自分を鼓舞して始まる。 忙しく不規則な毎日がたたり、ジョーは倒れてしまう。薄れゆく意識の中で彼は自分の人生をミュージカルを見ているように思い返す。

無謀な映画監督が冒険映画撮影のため、幻の孤島へ向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、巨大なキング・コングだった。1933年製作の特撮映画の金字塔を、ピーター・ジャクソン監督がリメイクしたアドヴェンチャー作品。

2001年度のアカデミーで2部門にノミネートされた異色ホラー。吸血鬼映画に出演した俳優は、実は本物の吸血鬼だった、というブラック・ユーモアたっぷりのドラマ。

第二次世界大戦中のユーゴスラビアでは、強大なドイツ軍が、パルチザン将兵をネレトバ峡谷に追いつめていた。彼らを救うため、アメリカ軍特殊部隊“フォース10”がネレトバ橋の爆破を命じられる。フォース10には、ナバロン要塞を爆破したマロリーとミラーが加えられた。しかしユーゴスラビアに降下した彼らは、ドラザック大尉率いる王党派に捕えられ、ドイツ軍に引き渡されてしまう。