ブランドン・クローネンバーグ監督によるSFサスペンス・ノワール。第三者の脳に入り込んで人格をコントロールする遠隔殺人システムを使う殺人者と、人格を乗っ取られた男の生死を懸けた攻防を、冷徹かつ過激な映像をもって描き出していく。
今から遠くない未来の話。フリーのコンピューターエンジニアのマイケル・ジェニングスは、プロジェクトを完成させる度に、機密保持のためそのプロジェクト期間の記憶を消されていた。そんなある日、大企業のオールコム社から100億円もの大金を報酬に提示される。その代償は3年間分の記憶。しかし、記憶を消した後のマイケルが手にしたものは、19個のガラクタが入った紙袋だけだった。さらにマイケルは、FBIやオールコム社のエージェントに追われ始める。
予知能力を持つジェームスは幼少の頃、母親の死を予見しながら救えなかったことで、大人となった今もその能力を利用しながらやさぐれたその日暮らしの生活を送っていた。 だが、アンジェラという魅力的な女性に出逢い、自分の能力をし信用してくれる地元ギャング・レイから危ない儲け話を持ちかけられたことにより、運命が大きく動き出す。 自分とアンジェラの死を予見したジェームスはそれを覆すため、自分の秘密を共有する昔馴染みの協力者から渡されたタイムリープ出来る薬を手に、過去へと奔走する。 果たしてジェームスは過去と未来を変える事が出来るのか!?