「死は誰も経験したことがない」 映像提供者の地元には1本の不思議な木がある。その木ではなぜか首つり自殺が異常に多く、皆その木を選ぶようにして死んでいくのだという…。 「通行者」 とある企業の保養施設で休暇を楽しむ家族の傍らに不可解な何者かが現れた。そこにはかつて結核の療養所がたっていたというのだが…。 「場を乱す者」 スピリチュアル・ブームの最中、ヒーリング・セミナーの様子を記録したドキュメンタリー映像。予想だにしなかった惨劇が会場を襲う! 「老少女」 友人の結婚式の会場で撮影されたという映像に奇妙な人物がうつっていた。その場違いに見える人物は顔と体のバランスが異様であるというのだが…。 「呪縛地帯」 心霊スポットの廃墟を訪ねた若者たち。そこではあることをすると霊が姿を現わすと言われており、やってみた。それが悲劇の始まりだった!
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に所属する3人の大学生がドキュメンタリー映画製作のためにメリーランド州ブラック・ヒルズの森に分け入った。その土地に今なお残る伝説の魔女“ブレア・ウィッチ”をテーマにしていたのだ。だが3人はそのまま消息を絶つ。手掛かりが発見されないままやがて捜索は打ち切られた。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが森の中で発見される……。
「合い鍵」 映像提供者の同僚は結婚を控え、中古のマンションを買った。その新居に遊びに行くと思いがけぬ人物が待ち構えており、同僚の不幸が始まったという…。 「顔面陥没」 神社で開催されているお祭りに出かけたという映像提供者。裏手で遊ぶ少女たちを撮影していると、この世の者とは思えない存在の姿がうつり込んだ…。 「同棲の相手 前編」 妹が霊にとりつかれたと言って霊能者の男性と同棲し始めた。姉は心配して別れさせようと妹のアパートに向かうが、思いがけぬ事態に巻き込まれてしまう! 「栄光の手」 謎の新興宗教団体の教団員たちが撮影したと言われている恐るべき映像。彼らは風俗嬢を呼び出し、「栄光の手」なる魔道具を作ろうとするのだが…。 「同棲の相手 後編」 数々の怪奇現象に襲われる映像提供者の姉妹と彼女たちを守ろうとする霊能者の男性。その先には不幸な結末が待っていた。そして驚愕の事実が明らかに…。