中華民国初期、辛亥革命によって清王朝が倒れたものの、西洋列強による侵略や国内の内乱で、軍閥たちによる私利私欲の争いが繰り広げられていた。登封市(現河南省鄭州市)にある少林寺の僧侶たちは、おびただしい数の犠牲者の中から、まだ息のある人々を救助していた。逃亡した敵の大将を追い、馬に乗った軍人たちが少林寺に土足で踏み込む。粗暴で傲慢な将軍で独裁者・侯杰が少林寺の中で敵の大将を無残に撃ち殺し、少林寺を愚弄して去る。しかし、腹心の部下・曹蛮の裏切りに合い、そこで流れ着いたのが、かつて独裁政権時代に愚弄した少林寺だった。
冴えない高校教師が、財政難でリストラの危機を迎えた学校を立て直すべく一念発起し、賞金獲得目指して総合格闘技の大会に出場するハートフル・コメディ。勤め先の高校で、経営難のため学校内での音楽活動廃止と、顧問のマーティーの解雇を知らされた生物教師のスコットは激怒する。この危機を救うためには、莫大な資金が必要だった。そこで、負けてもファイトマネーがもらえる総合格闘技に出場して資金を集めようとする。ずんぐりむっくりな体系のスコットは、レスリング経験があったのだ。そして、負け続けながらも金を稼いでいくのだが…。