宮の女神・上聖天尊(じょうせいてんそん)が天と地を統治していた時代。あるとき魔王が天宮に戦いを挑むが敗北、砕けた体が地上へと散る。一方、上聖天尊の娘である阿紫(あし)は、天命を絶対視して情を否定する母の考えに疑問を抱いていた。やがて、魔王のかけらから転生した孫悟空が天界を襲撃。悟空とそれを迎え撃つ武神・楊セン(ようせん)、巻き込まれた阿紫らは激闘の中で人間界へ落下、仙力を失ってしまう。
9世紀のスカンジナビア地域。小国の若き王子アムレートは、叔父のフィヨルニルによって父オーヴァンディル王を殺され、母であるグートルン王妃を連れ去られてしまう。たった一人逃げ延びた彼は、母の救出とオーヴァンディルへの復讐を心に誓う。数年後、各地で略奪を繰り返す獰猛なヴァイキングの一員となっていたアムレートは、フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知ると、自ら奴隷に変装し、フィヨルニルの農場に潜り込むのだったが…。
「タイタンの戦い」の続編。魔物クラーケンを倒してから10年、ペルセウスは男手一つで息子を育てていた。そんな折、神々とタイタン族の地上の支配権をめぐる戦いは日ごとに激しさを増していく。神々の王ゼウスと人間の母の間に誕生したペルセウスは、冥界の王ハデスの父への裏切りを知るが、冥府の虜囚となってしまう。完全に開いた冥府より現れた怪物キメラに、息子と住む町を襲われたペルセウスは再び世界の存亡をかけた戦いに挑む事を決意する。