環境が破壊され、人類が宇宙に移住した29世紀の地球。小さなロボット、ウォーリーはたった1台で700年も町を掃除している。ウォーリーの夢はたった一つ、ビデオで繰り返し見る大昔の映画のカップルのように、誰かと手をつなぐこと。ある日、巨大ロケットが着陸し、そこから1体のロボット、イヴが出現。彼女に一目惚れしたウォーリーは、なんとか彼女と話せないか悩むがイヴの目的は地球に植物がないかを調べることだった。
鳥山明による大ヒット漫画「ドラゴンボール」を原作とする劇場版アニメ。2015~18年に放送されたテレビシリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」の映画化第2弾で、2018年公開の前作「ドラゴンボール超 ブロリー」同様に、今作でも原作者の鳥山が脚本やキャラクターデザインを担当した。かつて孫悟空によって壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」の意志を継ぐ者たちが現れ、新たに最強の人造人間ガンマ1号、2号を生み出す。彼らは自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、ピッコロや悟飯たちを襲い始める。ガンマ1号と2号の声を、神谷浩史と宮野真守という人気声優がそれぞれ担当。そのほかにも新生レッドリボン軍の天才科学者Dr.ヘド役を演じる入野自由や、ボルケーノ太田、竹内良太らが出演。監督は前作「ドラゴンボール超 ブロリー」でも3Dパートの制作などに参加した児玉徹郎。
地球に帰還した孫悟空がフリーザ一味を倒してから2年半後、悟空は心臓病で息を引き取った。それから半年後、2人の人造人間が現れ、都市の破壊と殺戮を繰り返し、この世は恐怖に包まれた。2人を倒すべく立ち上がった戦士たちも、ピッコロが死に、ドラゴンボールは消滅。超サイヤ人となったベジータも死に、地球人戦士のヤムチャ、天津飯、餃子、クリリンも戦死した。 それから13年後、なすすべも無い状況の中、孫悟飯だけは、懸命に人造人間への反抗を続けていた。ベジータの遺児であるトランクスも戦う決意をし、悟飯に弟子入りする。地球の未来は悟飯とトランクスの2人に託されたのだった。
むかしむかし、パオズ山にシッポの生えた不思議な少年、孫悟空が住んでいた。悟空は、育ての親である孫悟飯じっちゃんの形見である四星球をじっちゃんだとして、大切に保管していた。 そんなある日、いつものように魚をとっていた悟空は、ドラゴンボールという不思議な球を探していたブルマと出会う。自分のじっちゃん以外に初めて見る人間にとても驚く悟空だったが、形見として大切にしていた四星球がドラゴンボールの一つだということを知らされ、一緒にドラゴンボール探しの旅に出ることになる。道中、ウーロンを一行に加えつつ、盗賊のヤムチャとプーアルと対決しながらも、悟空達はドラゴンボールを集めていく。 一方、悪名高きレッドリボン軍が、世界征服のためドラゴンボールを求めていた。
眉村卓の原作を、アニメ界の巨匠、りんたろう、大友克洋、川尻善昭が描くオムニバスアニメーション。幼いサチがピエロによって迷宮に迷い込む「ラビリンス・ラビリンス」、レーサーの悲劇を描いた「走る男」、密林の奥地で続く大工事の中止を告げるべく出張した会社員を描く「工事中止命令」全3編で構成。1987年9月25日「東京国際ファンタスティック映画祭'87」で初上映。
オリジナルビデオアニメが隆盛となった1980年代中盤に、作家性を前面に押し出して製作されたオムニバス作品である。大友克洋は本作ではオープニング、エンディングを担当しているが、短い時間に大友アニメのエッセンスが詰まっている。タイトルロゴの英字は、ディテールいっぱいに構造物が判別できるよう描き込まれた建造物。それが機械として走って来る構図や、オモチャ箱的で遊園地のような中身が丁寧に段取りを踏んで崩壊していく映像など、まさしく『スチームボーイ』の縮図と言っても良い光景がそこにある。他の作家がそれぞれ「ロボット」をお題に独特の世界を展開する中で、大友克洋はちょっと肩の力を抜いた映像主体の短編をつくりあげている。
2060年、三度目のオリンピック開催が迫る東京で、 人型ロボットを使った国家的極秘プロジェクトが進んでいた。 プロジェクトメンバーの健は、幼なじみで同僚の陽一郎、 そして彼の妹の咲に助けられながら奮闘する。 ところが、咲の勤務先にテロ予告が届き事態は急変した。 目的を達するために、はてしなく暴走する研究者の狂気。 はたして健は、テロを防ぎ、想いを寄せる咲を守れるのか? そしてラストに待ち受ける衝動と、涙の結末は? 男の打った最後の一手が、開けてはいけない扉を開ける!