舞台は南北戦争の時代。北軍の大佐ショーは初めての黒人部隊の指揮官となった。兵士の大多数は南部からの脱走奴隷だったが、ショーは彼らに誇りと熱気を感じていた……。男たちの栄光を描く感動巨編。

1981年、北アイルランドのメイズ刑務所には、サッチャー首相により弾圧され、政治犯としての権利を奪われたIRAの囚人たちが収監されていた。ボビー・サンズを中心とした彼らは、自らの信念を貫くため、様々な抵抗を重ねたが、看守たちはそれを暴力で制圧していた。あらゆる手を尽くしても変わらない惨状に、サンズは、最後の手段として暴力に依らない抗議活動、ハンガー・ストライキの実行を決意する。

ショッキングな実話をシャーリーズ・セロン主演で映画化。夫の暴力に耐えかねて故郷に戻ってきた女性ジョージーが自分の力で子供を育てるため、炭坑で働くことに。そこで屈辱を受け、やがて彼女は集団訴訟を決意する。

アイルランドからNYへやってきた4人家族。両親は息子の死に縛られていたが、娘2人の純真な心と、ある芸術家との出会いが一家に思いがけない奇跡をもたらす。『父の祈りを』のジム・シェリダン監督の感動作。

中国人による排外運動が激化する1926年上海。米国サンパブロ号に赴任した一等機関士ジェイクは、中国人と良心的に接するが、それは中国人からも米国水兵からも反感を買うだけだった・・・。

結婚の機会をことごとく逃していた32歳の英国人男性チャールズは、彼と同様に結婚とは縁のない仲間たちとその寂しさを分かち合っていたが、そんな彼に大きな変化をもたらしたのは、花婿の付添い人で参加した結婚式での米国人女性キャリーとの偶然の出会いだった。真摯なアプローチが功を奏してベッドを共にしながらも、その場をアッサリと分かれてしまった事に未練を残していたチャールズは、その数ヵ月後の結婚式で再会したキャリーの姿に心を弾ませるのだがーー

トム・ハンクス製作・主演による実話に基づく社会派エンターテインメント。テキサス出身の下院議員チャーリー・ウィルソンが、アフガニスタンの惨状を知り、小国を護るためのプランを打ち立てるが……。

少年トロイの両親、父親ジェフは白人至上主義者で、その妻クリスティは夫が過激な行動に走らないよう警戒する毎日。そんなトロイは、父親や同じく白人至上主義者であるその仲間たちから銃の扱い方を学ぶ。ジェフはある晩、妻子と出掛けたスーパーでひとりのアフリカ系男性とトラブルになり、仲間たちを呼んで男性を半殺しにしてしまう。だがやがてジェフはアフリカ系男性の仲間たちによって拉致され、恐ろしい事態を迎えてしまう。