アメリカ軍基地の司令官が、ソ連の核基地の爆撃指令を発した。司令官の狂気を知った副官は、司令官を止めようとするが逆に監禁されてしまう。大統領は、ソ連と連絡を取って事態の収拾を図る。しかし、迎撃機によって無線を破壊された1機が、ついに目標に到達してしまう……。

2071年、火星。高速道路でタンクローリーが爆発事故を起こし、タンクから漏れだした物質で500人以上が死傷する大惨事となる。正体不明のバイオ兵器を使用したテロの可能性があることから、火星政府は犯人に史上最高の懸賞金をかけると発表。貧困に喘ぐビバップ号クルーたちが眼の色を変えたのは当然だった……。

妻を病気で亡くしたティーは工事現場で働きながら一人息子のディッキーを一流私立小学校に通わせている。ディッキーの欲しがる運動靴を拾いに行ったゴミ捨て場で、ティーは緑色のボールを見つける。ティーが持ち帰ったボールから生まれた生物(かどうか不明な物体)をディッキーはミラクル7号と呼んで飼い始める。

チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、モグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。だが、この誓いが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。

FBI捜査官ケビン・コープランド(ショーン・ウェイアンズ)、マーカス・コープランド(マーロン・ウェイアンズ)兄弟は捜査上の失敗をくりかえし、もはや解雇寸前のところまで追い込まれていた。 上司のエリオット・ゴードン(フランキー・フェイゾン)は、誰もやりたがらない任務を買って出たコープランド兄弟に最後のチャンスをあたえる。それはクルーズ運行会社の超わがまま令嬢ブリトニー・ウィルソン(メイトランド・フォード)、ティファニー・ウィルソン(アン・デュデク)姉妹を誘拐犯から守る警護任務だったのだが、警護中に起こした交通事故でウィルソン姉妹の顔に傷を負わせてしまう。 ウィルソン姉妹は「こんな顔じゃ、外に出られない」とホテルにこもり、失敗をとりつくろうとするコープランド兄弟は女装をしてウィルソン姉妹になりすますのだった。

子ども欲しさに、瀕死の兵士との間に一児をもうけた看護婦。生まれた子どもはガープと名づけられ、健やかに成長していくのだが……。彼の数奇な運命をユーモアとペーソスを交えて綴った人間ドラマ。

カッスラーの人気小説“ダーク・ピット”シリーズの中から名作を映画化したアクション作。NUMA(国立海中海洋機関)のトップ・エージェント、ダーク・ピットとアルのコンビが、広大なサハラ砂漠の脱出に挑む。

《チャーリーズ・エンジェル》の3人組に新たな指令が。それは、テロリストによって拉致された警察機構の要人レイ・カーターの救出。アジアの奥深く、敵のアジトに潜入した3人は鮮やかに任務を遂行し、無事レイを奪還する。だが、テロリストの真の標的は彼が着けた指輪だった。その指輪は、当局の最重要証人リストへアクセスするためのキーになっていた。エンジェルたち3人は続けて奪われた指輪の捜索という任務に挑むが……。

2017年、第二次南北戦争下のアメリカ。多くの都市で戒厳令が発令され、アメリカの自国通貨であるアメリカドルよりもカナダドルの方が価値と信用度が高くなるまでに荒廃する中、戒厳令が発令されていない最後の自由都市「スティールハーバー」でクラブを経営するバーブ・ワイヤーは、賞金稼ぎという裏の顔を持っていた。ある日、政府に追われる元恋人アクセルがバーブへ助けを求めてくる。