19世紀末の北イタリアの農村を舞台に描く感動作。弟のためにポプラの木で靴を作ったミネスクだったが、その木は地主の所有物だったため一家は農場を追い出されてしまい……。78年公開作品。

熱い情熱をたぎらせ仕事に燃える新人刑事セルピコ。だが警察内部では汚職が横行し、やがて彼は孤立していく……。『ゴッド・ファーザー』で注目されたアル・パチーノの若かりしころの名演が見られる。

学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・こころの目の前で、 ある日突然、部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには、こころと似たような境遇の7人が集められていた。 城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いが叶うという― なぜこの7人が集められたのか。鍵はいったいどこにあるのか。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる―

時は 1840 年代、舞台はイギリス南西部の海沿いの町ライム・レジス。主人公は、人間嫌いで、世間とのつながりを絶ち暮らす古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)。かつて彼女の発掘した化石は大発見として一世を風靡し、大英博物館に展示されるに至ったが、女性であるメアリーの名はすぐに世の中から忘れ去られ、今は土産物用のアンモナイトを発掘しては細々と生計をたてている。そんな彼女は、ひょんなことから裕福な化石収集家の妻シャーロット(シアーシャ・ローナン)を数週間預かることとなる。美しく可憐、何もかもが正反対のシャーロットに苛立ち、冷たく突き放すメアリー。だが、次第にメアリーは自分とはあまりにかけ離れたシャーロットに惹かれていき――。

母と兄の3人暮らしの13歳の中学生トレイシー。彼女は学校の一番人気イーヴィに憧れ、彼女の真似をし出す。イーヴィと親しくなり、ドラッグにも手を出してしまった彼女だが、心の奥には傷つきやすい感情を隠していた。13歳の少女の本音をリアルに描いた青春映画。

ラスベガスを舞台にしたエロティックな人間ドラマ。ノエミはこの巨大なショービジネスの世界に、“スターダンサーになる”という夢を果たす為にやって来た。スターとして脚光を浴びる事、それは彼女の中では最高級ホテル“スターダスト”の一流のショー、“GODDESS-女神”でトップに昇りつめることを意味していた……。

人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球で、ノルウェーの科学者が人間の体のサイズを5インチ(13cm)に縮小する方法を発見し、地球規模の社会問題として人類を悩ます人口過多問題が一気に解決する「全人類縮小200年計画」が持ち上がる。ポールとオードリーは、ネブラスカ州オマハで生活を送るどこにでもいる平凡な夫婦だったが、少しの蓄えでも裕福になれ、幸せな生活が約束される縮小された世界に希望を抱き、小さなの身体で生きていくことを決意する。