ニューヨークのデパートで、サンタクロースとして雇われた白ヒゲの老人クリス・クリングル。クリングルのサンタは評判を呼ぶが、彼は「自分は本物のサンタだ」と主張し、ついには裁判が開かれる――
20世紀のはじめ、ニューヨーク・パリ間の自動車大レースが開催され、命知らずの色男・レスリーと悪漢フェイト教授が抜きつ抜かれつの展開に。行き先々で大騒動となるが、果たしてゴールするのは…。B・エドワーズ監督のサイレント映画の手法やギャグを駆使した演出、とりわけ当時最大の規模といわれた“パイ投げ”の場面は圧巻。アニメ「チキチキマシン猛レース」の元ネタともされる、スラップスティック・コメディーの超大作。
アレクサンドル三世橋からセーヌ河の見下ろす男アンドレ(ジャメル・ドゥブース)は、身投げをして何もかも終わりにしようとしていた。そこへ透けるような白い肌と神々しく輝く金色の髪、さらには滑らかな曲線を描く肢体を持つ謎の美女アンジェラ(リー・ラスムッセン)が現れ、彼よりも先に河へ飛び込んでしまうが……。
2013年にアカデミー賞を受賞したディズニー・アニメーション映画「アナと雪の女王」と、2019年に公開され、高い評価を得た「アナと雪の女王2」で人気者になった、夏を愛する無邪気で洞察力に富んだ雪だるま、オラフの生い立ちが、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの新作短編アニメーション「オラフの生まれた日」で明らかになる。本作は、アレンデール郊外の山の中で、命を宿したオラフが、自分が何者でなぜ生きているのかを知ろうとする姿を追う。監督は、「アナと雪の女王2」でオラフのアニメーション・スーパーバイザーを務めたトレント・コリーと、「アナと雪の女王2」でオラフの楽曲「おとなになったら」を担当したベテランのストーリー・アーティスト、ダン・アブラハムが務める。
63歳で独身の富豪ハリー。彼は決まって30歳以下の美女とばかりと付き合っていた。ある日、ガールフレンドの別荘で彼女の母親エリカと遭遇。その夜心臓発作で倒れたハリーは、エリカの別荘で静養することになるのだが……。
オードリー・ヘプバーン主演の名作『麗しのサブリナ』を現代的にリメイク。大実業家のお抱え運転手の娘が、美しく変身してパリから帰国。次男のデヴィッドはすっかり彼女に夢中になるが……。
もうすぐクリスマスなのに盛り上がらないのは今年はパパが家を出てしまったから。ガッカリしていたケビンは、パパの新恋人ナタリーの家でクリスマスを過ごすことにする。彼女は大資産家、広大でゴージャスなハイテク仕様の御殿に住んでいた。しかも、クリスマスにはロイヤルファミリーの王子様がやって来るのだという。しかし、王子の誘拐を企む悪党が敷地内に侵入、夢のハイテク御殿は戦場になった。