権力者“プレイヤー”を目指す若手プロデューサーを主人公に、ハリウッドの内幕をシニカルに描いた作品。グリフィン・ミルは、大手映画スタジオのエグゼクティブ。高級4WDを乗り回し、多忙な日々を送っている典型的な業界人である。やり手のプロデューサーである彼のオフィスには、朝から売り込みのライターや監督たちでひきもきらない。そんなある日、いつものようにオフィスに出勤した彼は、ある一通のハガキを目にする。そこには彼を殺すといった内容が書かれていた……。

世界最大の英語辞典編纂を背景に、計画の中心人物である孤高の言語博士と、協力者となった呪われた殺人犯との関係を描く。メル・ギブソンとショーン・ペン共演による、オックスフォード英語辞典を巡る真実の物語。

コペンハーゲン警察の特別部署「特捜部Q」で未解決事件の残務処理に当たるはみだし者の刑事カールと相棒のアサド、そして、そこへ新たに配属された女性秘書のローセ。彼らは、20年前、名門寄宿舎学校の近くで起きた、とある惨殺事件を再調査することに。事件は、容疑者の逮捕で一件落着とされていたものの、男はその後早々に釈放され、また、事件の通報者たる少女が失踪して今なお消息不明など、不審な点が数多く残されていた。

メルボルンのネオナチ若者ギャング集団のリーダー、ハンドーは、仲間のデイヴィーたちとともに夜な夜なヴェトナム系移民をリンチして憂さ晴らしする毎日。アジア人だけでなく富裕層や権力者などに対しても憎しみの感情だけを持ち、ドラッグ、窃盗、暴力漬けの人生もすべて彼らのせいであると信じ込んでいる。やはりドラッグ漬けの少女ゲイブ も仲間に引き入れるが、ハンドーのガールフレンドとなったゲイブにデイヴィーはほのかな恋心を抱く。そんなある日、ハンドーたちに仲間をリンチされたヴェトナム系集団が、ハンドーたちをはるかに上回る多勢で反撃し…。