1941年、ナチスドイツはソ連への大規模な奇襲侵攻作戦“バルバロッサ作戦”を開始した。首都モスクワが大軍に包囲されようとする中、郊外の町ヴォロコラムスクを守備していたパンフィロフ将軍指揮下の第4中隊は敵の猛攻にさらされる。機動力、攻撃力に勝る独軍戦車部隊の前に歩兵中心の守備隊はなすすべもなく、生き残りはわずか28人。だが、彼らはモスクワを守る最後のとりでとして、絶望的に不利な戦いに赴いていく。

第2次大戦中のアフリカ戦線において、連合軍は、智将ロンメル元帥率いるドイツとの戦いに苦戦し、元帥の暗殺計画を試みるも失敗。ドイツの捕虜となった英軍将校のヤングは、あわや死の寸前、ロンメルの一言で救われ、敵ながらあっぱれと彼の立派な人柄に感心する。ところが戦後、そのロンメルの死が闇に包まれているのを不審に思ったヤングは、その死の真相を解くべく調査を開始。そこから浮かび上がったのは意外な事実だった。

第二次世界大戦末期のギリシャ、ロードス島。この地に進駐したナチスドイツは、考古学調査を名目に数々の埋蔵文化財を略奪。元骨董商のヘヒト少佐が指揮を執る捕虜収容所では、日々発掘が行われていた。考古学者のブレイクをはじめ収容者たちはひそかに反乱計画を練っており、ついにそのチャンスが訪れる。アメリカ人のコメディアンが連行されてきて所内の空気が緩んだ隙を狙い、大レジスタンス作戦が実行される。