1958年、ノイシュタット。15歳のマイケルは偶然から知り合った年上の女性ハンナに誘惑され、彼女に童貞を捧げる。ハンナの部屋に通い出すマイケルだが、彼女から頼まれ、「オデュッセイア」「犬を連れた奥さん」などの古典小説を彼女に朗読するように。そんなマイケルが彼女との愛が深まったと感じた時、ハンナは突然、彼の前から姿を消してしまう。8年後、法学生になったマイケルがハンナと再会したのは意外な場所だった。

愛するものを突然失った時、何をどうすべきなのかを問うヒューマン・ドラマ。平穏な生活を送っていたマットとルースの中年夫婦だったが、既婚女性とつき合っていた息子が女性の夫に射殺されて……。

ニューヨークで暮らすシングルマザーの新しいロマンスの相手は、ひと回り以上も年下の彼氏。周囲の驚きをよそに、2人は年齢差を気にせず愛を深めていくのだが…。

夫と別れた涼子は居酒屋を営みながら、大学生の娘・美奈を女手一つで育ててきた。ある日、道で転んだ涼子は食材を落としてしまうが、通り掛かった青年が拾ってくれる。その青年は美奈のボーイフレンドの幸太だった。その後、涼子の店でアルバイトをすることになった幸太は、恋人の母親である涼子に惹かれていき…。