猿と人類の全面戦争が始まってから2年が経ち、シーザーが率いる猿の群れは、森の奥深くのとりでに姿を隠していた。ある日、奇襲によってシーザーの妻と息子の命が奪われる。シーザーは人類の軍隊のリーダーである大佐に復讐するため、オランウータンのモーリスらと共に旅立つ。

地球の6千倍もの質量を持つ恒星が発見された。土星探査船・隼によって、その恒星・ゴラスの軌道は地球を目指していることが判明する。地球上の爆発物ではゴラスを粉砕出来ないことを知った国連は、地球その物をロケットに変え、公転軌道上からの離脱を決意する。各国の科学技術者は総力を結集、南極に巨大なロケット噴射口を建造するが……。

1982年、東ドイツの研究所から猛毒ウイルスMM-88が盗まれた。ところが盗み出したスパイの乗った飛行機はアルプス山中で事故に遭い、ウイルスが蔓延した地球は、南極にわずかな人類を残して滅亡する。その生存者の一人、地震研究者吉住は、さらに大きな危険が近づいていることに気づく。アメリカ東部に大地震がおきる可能性があり、それは核ミサイルの発射を誘発するものだった。

「日本沈没」を筒井康隆がパロディ化した同名小説を、「いかレスラー」「コアラ課長」の鬼才・河崎実監督が映画化した異色作。2011年、原因不明の天変地異により日本以外のすべての陸地が沈没。日本には世界中から難民たちが押し寄せ、大パニックとなる。「あずみ」の小橋賢児や「カミュなんて知らない」の柏原収史ら人気若手俳優の出演に加え、元祖映画版とテレビ版で主演を務めた藤岡弘、と村野武範も豪華共演を果たしている。

ブルース・ウィリス主演によるサバイバル・アクション。終身刑で服役中の元悪徳刑事が、孤島のジャングルで開催されている人間狩りの獲物に選ばれる。無罪放免になるべく、凄腕ハンターから逃げ回るのだが……。

これが地球最期の日だ。地球に接近する巨大彗星に向け、核ミサイルでの迎撃作戦発動。しかし計画は失敗、彗星は無数の破片と化し地球に殺到する。降り注ぐ隕石の雨、パニックに襲われ逃げ惑う人々。そして人類の運命に止めを刺す、巨大隕石激突の時がせまる!!

アラスカ州の田舎町ペンバートン。例年の如くマイアミから休暇を過ごしに遣って来た動物学者ロジャー・サマーズは、渡り鳥の異常行動に不安を覚える。気候災害の前兆かも知れない。 そんな折り、森の中で隠遁生活を送るヒューズ博士と出会う。彼は嘗て、地球温暖化による影響を声高に叫んだ環境学者だった。けれど、過激な発言が疎まれて学会から無視された挙げ句に、ハリケーン《カトリーナ》で妻子を失ってからは、すっかり厭世的になっていた。 ロジャーは、ヒューズ博士の唱えて来た気候災害が現実のものになったと直感する。 観測所で得られたデータと凍りついた研究員の遺体から、上層から超低温の大気が地上に降りて来て、嵐のように吹き荒れる現象が局地的に発生していることを突き止める。然もその現象は次第に大きくなり、世界各地で猛威をふるうだろうと予測できた。 ロジャーは、一緒にアラスカに来た家族を救おうと町に戻る。 一方、ヒューズ博士は、何とかデータを政府に送って然るべき対策を取って貰おうと行動を開始する。

エジプト・カイロ。家族と観光旅行に来ていたアメリカ人ジャックは、思わぬ大地震に遭遇する。市街地は壊滅、米国大使館も機能を失う。だが、それは大災害のプロローグに過ぎなかった。この地殻変動によってマグマ層に流入した海水が水蒸気爆発を起こし、低温ストームが巻き起こったのだ。地表はまるで氷河期のような極寒の地と化し、ピラミッドも雪に埋まる。ジャックたちは、紅海沿岸にあるという避難所を目指す。